ペリカンズにさらなる痛手…先発ガードのデジャンテ・マレーがアキレス腱断裂で今季絶望

ペリカンズの先発ガードがシーズン終了に[写真]=Getty Images

　2月1日（現地時間1月31日、日付は以下同）。ニューオーリンズ・ペリカンズは、ホームのスムージーキング・センターでボストン・セルティックス相手に善戦。残り24.0秒にCJ・マッカラムのフローターで追いつくも、試合終了間際でジェイソン・テイタムにプルアップジャンパーを決められてしまい、116－118で惜敗した。

　ペリカンズでは8本の3ポイントシュートを沈めたトレイ・マーフィー3世がゲームハイの40得点に5リバウンド4アシスト、ホセ・アルバラードが20得点6アシスト、マッカラムが17得点、ブランドン・ボストンJr.が10得点5リバウンド、イブ・ミッシが13リバウンドをマーク。

　ザイオン・ウィリアムソン（体調不良）、ブランドン・イングラム（足首）というトップ2スコアラー、主力のハーバート・ジョーンズ（右肩）を欠く中で奮闘したペリカンズだったが、この試合の第1クォーターに悲劇が起こった。

　残り約4分。先発ガードのデジャンテ・マレーは自身が落としたショットのオフェンシブ・リバウンドを奪ったものの、その際に右足を負傷。相手や味方とのコンタクトこそなかったものの、コートへ戻ることはなかった。

　翌2日。ペリカンズはマレーが右足のアキレス腱を断裂したため、今シーズンの残り試合を全休することを発表。ペリカンズ1年目の今シーズン、マレーは31試合に出場し、先発の一角として平均32.6分17.5得点6.5リバウンド7.4アシスト2.0スティールを残すもシーズン終了に。

　2日を終えて、ペリカンズはウェスタン・カンファレンス14位の12勝37敗（勝率24.5パーセント）。最下位の15位にいるユタ・ジャズ（11勝36敗／勝率23.4パーセント）とはゲーム差なしの位置へ低迷している。