2025.10.02
先日、シカゴ・ブルズがデリック・ローズの永久欠番セレモニーを来年1月に実施することを発表した。これにより、ローズがブルズで着用していた「1」は今後もローズの背番号として称え続けられ、ブルズの他の選手が着用することは許されなくなる。
現地メディア『ClutchPoints』は、背番号にまつわる興味深いランキングを発表した。それは、「NBAの歴史上もっとも着用選手数の多い背番号」のランキングである。ここでは、その中からトップ5に選ばれたものを紹介したい。
着用選手数の多い背番号の第5位は「20」であり、着用選手数は370名となった。現役選手ではジャレッド・マケイン(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)が着用しており、レジェンドではボストン・セルティックス時代のレイ・アレンやサンアントニオ・スパーズのマヌ・ジノビリ、シアトル・スーパーソニックスのゲイリー・ペイトンが有名だろう。
第4位は「3」で、選手数は380名。現役選手ではアンソニー・デイビス(ダラス・マーベリックス)やクリス・ポール(ロサンゼルス・クリッパーズ)、レジェンドではフィラデルフィア・セブンティシクサーズのアレン・アイバーソンやマイアミ・ヒートのドウェイン・ウェイド、デトロイト・ピストンズのベン・ウォレスが挙げられる。
第3位は390名の選手が着用した「5」となった。現役ではアンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)やルーゲンツ・ドート(オクラホマシティ・サンダー)、レジェンドではボストン・セルティックスのケビン・ガーネットやニュージャージー・ネッツのジェイソン・キッドの印象が強い。
トップ2は意外にも連番であり、413名が着用した「11」が2位で451名が着用した「12」が1位となった。「11」はジェイレン・ブランソン(ニューヨーク・ニックス)やカイリー・アービング(マブス)の番号であり、過去にはヤオ・ミンがヒューストン・ロケッツで着用していた。「12」はジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)が印象的だが、遡ればユタ・ジャズのジョン・ストックトンやオーランド・マジックのドワイト・ハワードなど、殿堂入り選手の着用も多く見られる。
なお、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)やマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズ他)の「23」は、260名でランク外となっている。早い段階で永久欠番になっていれば着用できないため当然かも知れないが、誰もが知る知名度の高い背番号の割に着用者数が少ない結果となった。
6位以下は「14」「15」「10」と続いており、4位の「3」を除けば日本の部活動でも目にするような普遍的な番号が多い結果となった。永久欠番が増えればこのランキングも変わってくるため、今後のNBAではスター選手の背番号の行方にも気を留めながら楽しむことも一興かも知れない。
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