2025.11.22
現地メディア『ClutchPoints』が、ミネソタ・ティンバーウルブズにおける「史上最も偉大な選手トップ10」のランキング記事を公開した。
現在のウルブズからは、ルディ・ゴベア(8位)とアンソニー・エドワーズ(4位)が選出。同記事では、エドワーズについて「まだ5年しか経っていないにも関わらず、エドワーズの爆発的な運動能力と試合の流れを読む能力が格段に発達していることから、今後数年にわたりリーグ屈指の選手になる可能性を秘めている」と評している。
過去にウルブズに所属していた現役NBA選手は、アンドリュー・ウィギンズ(マイアミ・ヒート/7位)、ケビン・ラブ(ユタ・ジャズ/3位)、カール・アンソニー・タウンズ(ニューヨーク・ニックス/2位)の3名が選ばれた。
数多くの選手を抑えて1位に輝いたのは、当時20年以上ぶりとなる高卒でのリーグ入りを果たし、以降延べ13シーズン以上にわたりウルブズでプレーしたケビン・ガーネット。記事では「多くのチームでは“史上最高の選手”について様々な議論を呼ぶが、ウルブズに関しては議論の余地がほとんどない」とガーネットがウルブズの“顔”であることを強調した。
1995年にリーグ入りしたガーネットは、マイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズが72勝10敗を記録した年からNBAのキャリアをスタートしている。その後、1999年から3連覇を果たしたシャキール・オニールとコービー・ブライアント擁するロサンゼルス・レイカーズ、レブロン・ジェームズやドウェイン・ウェイドらが2連覇を成し遂げたマイアミ・ヒートといったチームとの戦いを経て、ゴールデンステイト・ウォリアーズがブルズの記録を塗り替え73勝9敗を達成した2015-16シーズンを最後に現役から退いている。
時代を代表する数々の“王朝”と直接対決してきた歴史からも、ガーネットがNBAを代表する選手であることが伝わるだろう。
また、ガーネットのウルブズにおける通算スタッツは、得点(1万9201)・リバウンド(1万718)・アシスト(4216)・スティール(1315)・ブロック(1590)の全てで球団記録トップに君臨している。主要5部門全ての球団記録を保持している選手は、NBAの歴史の中でもガーネット以外にいない。
現在、ウルブズの新たな“顔”となっているエドワーズの通算記録は、得点とスティールで球団記録3位、アシストで同6位、リバウンドで同9位に迫っている。また、エドワーズは既に3ポイント成功数ではフランチャイズ記録を達成している。まだ24歳のエドワーズが今後ガーネットの記録をどこまで塗り替えるか、さらにガーネットがウルブズでは成し遂げらなかったリーグ制覇を達成することができるか。まもなく開幕する2025-26シーズンのウルブズに注目したい。
2025.11.22
2025.10.02
2025.05.31
2025.05.21
2025.05.16
2025.05.15
2025.10.13
2025.10.13
2025.10.13
2025.10.11
2025.10.11
2025.10.10