2024.07.09

「僕はできないんだ!」”ボール回し”が苦手な選手とは…チームUSAの動画が話題

アメリカ代表のジョエル・エンビード(左)とステフィン・カリー(右) [写真]=Getty Images
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 7月8日(現地時間7日、日付は以下同)にアメリカ代表の公式SNSアカウントがとある動画を公開し、ファンの間で話題を呼んでいる。動画は、写真撮影に集まったチームUSAの選手たちが“ボール回し”(手の指先でボールを回転させる技)を見せるという内容だった。

 ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)やバム・アデバヨ(マイアミ・ヒート)をはじめ、多くの代表選手が難なくこなす中で、意外にも苦戦する選手が複数見られた。

 ボール回しに苦戦した1人はタイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)であり、挑戦前から「たぶん0.5秒くらいしかできないと思う」と弱気な発言を見せ、実際に1秒足らずでボールを落としてしまった。これに対しデュラントは「ポイントガードなのにできないのか?」と驚きの表情を見せた。また、アデバヨは「タイリースができないって?…これがZ世代だよ」とジェネレーションギャップを感じていた様子。

 また、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)も「できないんだ。きっとアメリカ代表で俺だけだろうね」と恥ずかしそうに話している。しかし、ボール回しが苦手なのはこの2人だけではなかった。ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)は、1-2秒で落としてしまうボール回しを繰り返しながら、次のようにコメントしている。

「僕はバスケットボールで本当にたくさんのことが出来るようになったけど、1つだけできないことがあるんだ。(ボール回しを見せながら)僕はこれくらいしかできないんだ、ひどいものだよ。僕にも、まだ上手になる余地が残ってるってことだね」

 その後も挑戦を繰り返しながら、「これまでの人生でずっとできなかった」「誰か教えてくれ」と話していたカリー。最後はボールを叩きつけながら「僕はできないんだ!」と叫び、笑いを誘っていた。

 史上最も偉大な選手の1人であるカリーが見せた意外な一面に、「カリーも人間だったんだ」とSNSには安堵の声が集まっている。

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