2021.11.04

【千葉vs滋賀】立ち上がりから堅守を発揮したい千葉、滋賀は自慢の攻撃力で難敵撃破なるか

フリーライター

千葉ジェッツ vs 滋賀レイクスターズ(@船橋アリーナ)
第1戦:11月6日15時5分 第2戦:11月7日15時5分

 現在6勝3敗で同じ勝率の千葉ジェッツ滋賀レイクスターズが船橋アリーナで相まみえる。10月30日からの「第97回天皇杯 全日本バスケットボール選手権」3次ラウンドが免除された千葉に対し、同ラウンドで2試合を戦った滋賀。この差がどう影響するかも、今節も見どころと言えるだろう。

 千葉は前節、ブレックスアリーナ宇都宮での水曜ナイトゲーム。昨シーズンファイナルの再戦という意味合いもあり好ゲームが予想されたが、結果は75-100と思わぬ差がついた。千葉はジョシュ・ダンカンが21得点を記録したものの、リバウンドを合計26本しか奪えず、ターンオーバーも16個を数え完敗。第1クォーターから27得点を与えてしまい、試合の入りでつまずいた印象だ。

 対する滋賀も、第5節では川崎ブレイブサンダースに74-91で黒星。最初の10分間で10点ビハインドを背負うと、最後まで相手を捕まえることができなかった。ただ、11月1日に行われたアルバルク東京との天皇杯では、敗れはしたものの第3クォーターまで2点差と肉薄。今節の千葉戦へ向けても、一定の手応えをつかんだことだろう。

 今シーズン、両者はここまで高いオフェンス力を発揮して白星を積み上げており、千葉が平均87.2得点、滋賀はそれを上回る88.7得点をマーク。しかし、ホームの千葉は前節の敗戦を踏まえ、試合の立ち上がりからハードなディフェンスを発揮して主導権を握りたいところ。反対に滋賀は、引き続きオヴィ・ソコショーン・オマラを中心に40分間攻め続け、千葉から待望の初勝利を飾りたい。

文=小沼克年

■ロスター
・千葉(HC:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
赤穂雷太
大宮宏正
西村文男
佐藤卓磨
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス

・滋賀(HC:ルイス・ギル)
オヴィ・ソコ
澁田怜音
小澤智将
今川友哲
柏倉哲平
キーファー・ラベナ
野本大智
トビンマーカス海舟
ノヴァー・ガドソン
林翔太郎
ショーン・オマラ
森山修斗
川真田紘也

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