2019.03.27

地区優勝を占う首位攻防戦、両軍ともにまずはディフェンスから主導権を握りたい

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琉球ゴールデンキングスvs京都ハンナリーズ(@沖縄市体育館)
3月27日20時5分

西地区首位の琉球ゴールデンキングスと同地区2位の京都ハンナリーズとの差は、現在星4つ。第33節にも直接対決が控えているが、今節、京都をホームに迎える琉球が勝利すれば、地区優勝を大きく手繰り寄せることになるだろう。

前節、B1残留を目指す滋賀レイクスターズと対戦した琉球は、ジェフ・エアーズがケガのため欠場。代わりにスコット・モリソンが加入後初出場となったが、2戦とも7得点にとどまりエアーズの穴を埋めるまでの活躍はできなかった。試合は2戦とも接戦に。第1戦はターンオーバーを5つに抑えるも、試合終了残り1分で6点差とわずかに抜けだされ、78-81で白星を逃した。第2戦は前半終了時点で15点ビハインドを背負ったが、後半に逆転。岸本隆一並里成を中心に後半20分間を44-24として滋賀から1勝をもぎ取った。

琉球が1勝1敗で終えたことで、連勝すれば差を詰められた京都だったが、前節はホームで痛恨の連敗。サンロッカーズ渋谷との点の取り合いに敗れた格好だ。第1戦ではサイモンが36得点、マブンガに至っては2戦連続で“トリプルダブル”を記録するパフォーマンスを見せたが、2戦ともにこの2選手以外の2ケタ得点者が1名のみに。さらにはロバート・サクレに2日間で計90得点を与え、キャリアハイを更新される大活躍を許してしまった。

琉球と京都の今シーズンの対戦は、京都が2勝を挙げており直接対決では優位に立っている。第33節もホームで戦える琉球だが、今節で2勝2敗の五分、さらにはゲーム差を広げる大きな1勝を手にしたい。前回勝利した際には、過去3戦で唯一京都の得点を70点台に抑えている琉球。エアーズの出場も不透明なだけに、まずはディフェンスに重きを置いて主導権を握れるかがカギとなりそうだ。

一方の京都も、勝利へは前節崩れたディフェンスの修正が不可欠。中でも直近3試合で平均19.7得点と好調をキープする岸本の3ポイントには要注意だ。

■ロースター
・琉球(ヘッドコーチ:佐々宜央)
石崎巧
橋本竜馬
並里成
金城茂之
ナナーダニエル弾
須田侑太郎
ジェフ・エアーズ
岸本隆一
寒竹隼人
田代直希
アイラ・ブラウン
ジョシュ・スコット(インジュアリーリスト)
古川孝敏
ケビン・ジョーンズ
スコット・モリソン

・京都(ヘッドコーチ:浜口炎)
伊藤達哉
晴山ケビン
綿貫瞬
鶴田美勇士
岡田優介
玉木祥護
岸田篤生
シャキール・モリス
ジュリアン・マブンガ
内海慎吾
頓宮裕人
デイヴィッド・サイモン
片岡大晴

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