
2025.06.06
レギュラーシーズン上位8チームによる「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25」がいよいよ幕を開ける。本稿ではチャンピオンシップの出場チームを紹介。4チーム目は6シーズンぶり3度目のBリーグ制覇を目指すアルバルク東京をピックアップする。
レギュラーシーズンでの勝ち星、1試合平均得点は昨シーズンより減ったものの、アルバルク東京の武器であるディフェンスは変わらず強固で、今シーズンの1試合平均70.6失点は残り2試合の時点でリーグトップ。中地区2位で4大会連続7回目となるチャンピオンシップ進出を決め、クォーターファイナルのホーム開催権も獲得した。
主要メンバーは昨シーズンとほぼ同じ顔ぶれだが、チームとしての成熟度を増してきた。
「B. LEAGUE Monthly MVP by 日本郵便」に2度選出されたライアン・ロシターを中心に、チーム最多得点のセバスチャン・サイズ、先発でもベンチスタートでも存在感を示すレオナルド・メインデルは攻守のバランスの取れたプレーを実践。ポイントガードのテーブス海は、得点こそ昨シーズンから減ったが、アシストは平均で約1本増え、安藤周人と小酒部泰暉も持ち前の高い身体能力で攻守にわたり貢献している。
控え組は、特にシーズン終盤に存在感を増してきており、得意のディフェンスで存在感を増してきた岡本飛竜、3Pシュートを武器とする福澤晃平の活躍が要所で光る。また、新加入の大倉颯太も試合を重ねるごとにシステムに慣れてきた。
シーズン中盤には5連敗を喫し、1月末にはビッグマンのアルトゥーラス・グダイティスが負傷の影響でチームを去るという苦しい事態に見舞われたが、就任3年目のデイニアス・アドマイティスヘッドコーチは、標榜する「誰かひとりに頼るのではなくチーム全員で戦うバスケット」をCSに向けてつくり上げてきた。
昨シーズンはチーム史上最高成績(48勝12敗)を収めたものの、迎えたホームでのCSクォーターファイナルでは琉球ゴールデンキングスの前に1勝2敗で敗退。今シーズンはその悔しさを晴らすべく、メインデルの言葉を借りれば「リベンジのシーズン」を戦ってきた。
目指すは6年ぶり3度目のBリーグ制覇。CS初戦の相手は、満身創痍のシーズンを送りながらも東地区2位と選手層の厚さを証明した千葉ジェッツ。果たしてどのような戦いを見せるだろうか。
オフェンス面で進化したA東京の小酒部[写真]=B.LEAGUE
意識を変えるきっかけとなったのは、敗退した昨シーズンのCSクォーターファイナル・琉球戦。「自分の所で攻めきれていなかったので、自分が攻めたら相手は守りにくくなる」ことを痛感し、今シーズンは開幕からシュートを打ちきることを心掛けてきた。特に3Pシュートは試投数が平均で約1本増えたうえで成功率も向上。最終節を残した時点では、平均得点もキャリアハイを上回る好成績だ。CSではチームの命運を握るキーマンの一人になるだろう。
文=牧野豊
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