
2025.06.13
5月18日、浜松アリーナで「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25」セミファイナルの第2戦が開催。第1戦に敗れた琉球ゴールデンキングス(西地区1位)が、三遠ネオフェニックス(中地区1位)に100-98で勝利し、シリーズは第3戦へともつれた。
琉球は試合後のヘッドコーチと選手のコメントを、公式サイトを通して伝えている。
「キングスの強みを最大限に出していきたいと思い試合に臨みました。40分以上出場する選手もおり、本当にチーム全員がよく頑張ってくれました」
そう選手たちを労った桶谷大HCは、「相手にとって脅威になる部分を全員が理解し、まだまだ成長していこうという前向きな雰囲気が、このチームの強みを生み出せている要因かと思います」とダブルオーバータイムにもつれた死闘を振り返った。
第1戦に85-87で敗れ、追い込まれていた琉球。さらに、この試合でも第4クォーター残り5秒の時点で2点ビハインドと崖っぷちに立たされていた。ヴィック・ローの逆転を狙った3ポイントシュートがリングに弾かれた瞬間、誰もが三遠のファイナル進出を確信したはずだ。
試合後に「今日で負けたら終わりという状況の中、個人としても悔いが残らないよう、やるしかないと思い積極的にシュートを狙いました」と語った松脇圭志は、土壇場でもしっかりとオフェンスリバウンドに入り、右手一本でボールをリングへタップすると、本来ならば試合終了となるはずのブザーと同時に同点弾が決まった。
劇的な同点ブザービーターでチームを救った松脇[写真]=B.LEAGUE
最初の40分間だけでも名場面がたくさんある白熱した試合だったが、延長戦に入ってもその熱が冷めることはなかった。琉球がわずかにリードするも、オーバータイム終了間際に三遠の吉井裕鷹やデイビッド・ダジンスキーにビッグショットを決められ、再び激闘は5分間延長される。
ジャック・クーリーは「これまで積み上げてきたことを示すという強い意識で今日の試合に挑み、最後までハードに、全員で戦い抜くことができました。リバウンドを取り、ボールをつなぎ、チームの勝利に貢献ができたことをうれしく思います」と力強いコメントを残したが、この熱戦に終止符を打ったのもタフなオフェンスリバウンドだった。
試合残り約13秒、1点ビハインドの状況で琉球のフリースローが外れる。それでも、ゴール下の激しい争いを制してリバウンドをもぎ取ったクーリーは、柔らかいタッチで逆転のシュートを沈めた。その後はファウルゲームとなるも、このリードを守り抜いた琉球が勝利をつかみ、第3戦へと望みをつないだ。
ゴール下の戦場で体を張り続ける大黒柱のクーリー[写真]=B.LEAGUE
松脇が「最後までチーム全員が我慢し、気力で戦い抜いた結果が勝利につながったと感じています。明日も出場する選手一人ひとりが勝利への強い意識を持てば、自ずと良い結果が訪れると信じています」と語ると、クーリーも「チャンピオンシップで勝ち上がることを心に決めてこれまで戦ってきたので、簡単に諦めるつもりはありません。明日は今日以上に集中し、最後まで戦い抜きたいと思います」と気を引き締めた。
注目の第3戦は、明日19日の19時5分ティップオフ。50分の激闘を挟んでの3連戦ともあり、両チームの疲労はピークに達していることが想像できるが、桶谷HCは気力充分のコメントを残している。
「激戦の翌日となるGAME3なので、まずは気持ちをしっかりとセットすることが重要です。明日もおもしろい試合になると思いますので、楽しんで臨みたいと思います」
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