島根退団の安藤誓哉、横浜BCへの加入が決定「自分の力を最大限発揮したい」

　5月19日、横浜ビー・コルセアーズは島根スサノオマジックを退団した安藤誓哉と2025ー26シーズンの選手契約を締結したことを発表した。

　7月に33歳の誕生日を迎える安藤は、181センチ81キロのポイントガード。カナダでプロキャリアを始め、フィリピンのチームでもプレーした。2015－16シーズンにリンク栃木ブレックス（現宇都宮ブレックス）へ加入すると、秋田ノーザンハピネッツ、アルバルク東京を渡り歩き、2021－22シーズンに島根へ。2024－25レギュラーシーズンは全60試合の出場で日本人最多の1試合平均16.3得点に2.7リバウンド3.9アシストを記録し、レギュラーシーズンのベスト5ノミネート選手に選出された。

　今回の発表に際し、安藤と横浜BCの白井英介代表取締役兼ゼネラルマネージャーはクラブ公式HPを通して以下のようにコメントしている。

▼安藤誓哉コメント
「このたび、横浜ビー・コルセアーズに加入することになりました、安藤誓哉です。このような機会を与えてくださったクラブおよび関係者の皆さまに感謝申し上げます。自分の力を最大限発揮したいです。横浜ビー・コルセアーズのファン・ブースターの皆さま、関係者の皆さま、来シーズンからよろしくお願いします。皆さまの前でプレーできることを楽しみにしています」

▼白井英介代表取締役兼GMコメント
「このたび、安藤誓哉選手が横浜ビー・コルセアーズへ加入することとなりましたことをご報告申し上げます。クラブ一同、大変喜ばしく感じております。安藤選手は、その卓越した得点力、正確無比なゲームメイク、そしてコート上で見せる強いリーダーシップにより、輝かしい実績を積み重ねてきた、B.LEAGUEを代表するトッププレーヤーです。特に、勝負どころでの決定力や、チームを勝利に導くための献身的なプレーは、私たちが目指すバスケットボールにおいて不可欠な要素です。
今シーズン、チームとして積み上げてきた「コレクティブバスケットボール」に、安藤選手の経験とスキルが加わることで、新たな力強い波をもたらし、既存の選手たちとの化学反応によって、さらに高いレベルへと引き上げてくれるものと確信しています。また、彼のプロフェッショナリズムは若手選手たちにとっても素晴らしい手本となり、チーム全体の成長を加速させてくれるでしょう。
チャンピオンシップ進出という目標に向け、安藤選手とともに戦えることを大変心強く感じております。彼の加入は、私たちの目標達成に向けた大きな一歩であると信じています。
ファン・ブースターの皆さまにおかれましても、日本を代表するポイントガード・安藤誓哉選手が加わった横浜ビー・コルセアーズの新シーズンの戦いに、ぜひご期待ください。安藤選手への熱いご声援をよろしくお願い申し上げます」