茨城が長谷川暢と契約継続…今季序盤“点取り屋”として覚醒も、アキレス腱断裂で後半は全休

茨城との契約継続が発表された長谷川［写真］＝B.LEAGUE

バスケットボールキング編集部

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　5月19日、茨城ロボッツは長谷川暢との2025－26シーズン選手契約（継続）が合意に至ったことを発表した。

　現在28歳の長谷川は175センチ78キロのポイントガード。今シーズン開幕前に秋田ノーザンハピネッツから茨城に移籍すると、開幕から全20試合に先発出場し、1試合平均13.1得点2.7リバウンド4.2アシスト、3ポイント成功率38.2パーセントを記録。新天地でキャリアハイペースの活躍を見せていた。

　しかし、2024年12月14日に行われた仙台89ERS戦で負傷交代すると、同18日には全治未定の右アキレス腱断裂と診断されたことが発表され、シーズン中の復帰はかなわなかった。

　今回の発表に際し、長谷川と落慶久ゼネラルマネージャーはクラブ公式サイトを通して以下のようにコメントしている。

▼長谷川暢コメント
「2025-26シーズンも茨城ロボッツでプレーすることになりました、長谷川暢です！
今シーズンはケガで20試合しか出場することができませんでした。そんな中でも多くのブースターの皆さまから声をかけていただき、「もう一度皆さんの前でバスケットボールがしたい」という思いが強くなりました。来シーズンはバスケットボールが出来るということに感謝して、チームの勝利に貢献できるように頑張っていきます。チームとしては今シーズンの結果で満足しているわけではありません。まだまだ伸び代のあるチームだと思っているので、ファン・ブースターの皆さまと共に最後まで戦い続けられるように頑張っていきます。2025－26シーズンもたくさんの応援をよろしくお願いします」

▼落慶久GMコメント
「今シーズン、ロボッツに加入後、プレー面に限らずあらゆる局面でチームのリーダーとして獅子奮迅の活躍をしてくれていた長谷川暢選手と契約継続することとなりました。
今シーズンはアキレス腱断裂により20試合のみの出場となりましたが、本人コメントにある通り、プレーヤーとしてだけでなく、彼の持つ人間性も含めて一回りも二回りも大きく成長してコートに戻り、ロボッツを勝利に導いてくれることは間違いないと思います。チームとしても、計画的に長谷川選手の復帰を引き続き全力でサポートし、選手としてさらに飛躍できるよう環境を整えていきたいと思います。長谷川選手のオンコート、オフコート問わずの大活躍にご期待ください」