2025.05.26

”千葉Jの太陽”トビンマーカス海舟が契約満了…期限付き移籍先の東京Uは完全移籍オファーも実らず

「フォー」のマイクパフォーマンスでお馴染みのトビンマーカス海舟[写真]=B.LEAGUE
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 B1千葉ジェッツは5月26日、トビンマーカス海舟を2024-25シーズン限りで契約満了となることに伴い、自由交渉リストに登録。B3の東京ユナイテッドバスケットボールクラブへの期限付き移籍も終了し、来シーズンは他クラブでプレーすることになった。

 現在24歳のトビンは、198センチ93キロのパワーフォワード。学生時代はアメリカでプレーし、2021-22シーズンにBリーグデビューを果たすと、滋賀レイクスターズ(現滋賀レイクス)、京都ハンナリーズを経て、昨シーズンから千葉Jへ加入。今年2月から東京Uへ今シーズン終了までの期限付き移籍をしていた。

 今シーズンは千葉Jで5試合の出場、1試合平均6分12秒のプレータイムで1.2得点0.6リバウンドにとどまった一方で、東京Uへ移籍してからはリーグ戦20試合に出場。平均プレータイムも16分39秒に伸ばし、7.9得点3.7リバウンド0.9アシストを記録。東京Uのプレーオフ進出に貢献した。

 所属2年で千葉Jを退団することになったトビンは、「この2年間ほんとにありがとうございました。ぼくが移籍をきめたときもジェッツのファミリーとして送り出して下さって、TUBCに移籍後もいっぱい応炎してくれて感謝しかないです。本当にありがとうございました」とファンに感謝。

 また、所属期間3カ月ほどだった東京Uのファンへ向けても感謝を示しつつ、「チームメートたちとコーチたちのみなさんのおかげで、いろんな勉強しました。そして、宮田さん、ぼくにチャンスくれて、本当にありがとうございました。この3カ月の中でもっと上手な選手になりました。これからもがんばります。みんな本当にありがとうございました。本当に本当に感謝してます」と、クラブを通じてメッセージを送った。

 なお、東京Uの宮田諭ゼネラルマネージャーは、「完全移籍という形も含めて模索してきましたがその形には至らず、TUBCというクラブに最大限のリスペクトと検討を頂いた中での結論ですのでしっかり受け止めてお互いの道を歩んでいければと思います」と、トビンと来シーズンの契約交渉をしていたことも明言。「千葉ジェッツを応援してくださる方も、TUBCを応援してくださる方も、彼が益々成長していく姿を楽しみながら、チームやカテゴリーの垣根を越えて是非一緒にバスケットを盛り上げていただけたらうれしく思います」と、エールを込めた。

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