2025.07.03

原修太「地元・船橋を背負って戦える」…プーマ×千葉ジェッツの新ユニフォームに込めた思い

千葉Jの新ユニフォームには様々なこだわりが込められている [写真]=プーマ ジャパン
バスケットボールキング編集部

 プーマ ジャパン株式会社は7月2日、Bリーグ千葉ジェッツふなばしとパートナーシップ契約を締結し、都内で新ユニフォーム発表会を開催した。会見にはプーマ ジャパンの井上緑斎社長、千葉Jの田村征也社長に加え、クラブを代表して原修太が登壇。プーマ製の新ユニフォームを着用して姿を見せた。

 ユニフォームを着た印象について、原は「まずデザインがおしゃれで、真ん中に立体的なロゴが入っているのが印象的。バスケのユニフォームで今までにないデザインで、すごくワクワクしている」と語った。

 カラーリングについても「映える赤がいい。自分に似合っているかどうかは別として(笑)、気分が上がる色だと思う」と笑顔を見せた。また、着心地については「フィット感がすごく良い。バスケ選手は手足が長くて、お尻が大きい体型が多くて窮屈に感じることもあるが、今回はそれを感じさせない。プレー中の動きやすさも期待できる」と高評価を与えた。

 会場では、プーマ ジャパン マーチャンダイジング本部の安藤悠哉氏が登壇し、新ユニフォームの細部に込められたこだわりを解説した。

 今回のデザインテーマは「あえて、超シンプルに」。千葉J側から「新たなスタンダードを作りたい」との提案を受け、プーマ側もこれに共感。象徴的な「ジェッツレッド」を前面に押し出した、ミニマルながら存在感のあるデザインに仕上げた。

 注目ポイントの一つが、胸中央に配置された立体的なシリコン製のクラブロゴ。これにより、着用者のモチベーションを高める効果も期待されている。また、Vネック部分には千葉ジェッツの象徴である三角形のモチーフが表現されており、細部までチームのアイデンティティが反映されている。

 さらに、背面のネーム&ナンバーにはジェッツオリジナルのフォントを採用。襟テープにはクラブスローガンである「JET SPEED」「JET プライド」が記されている。裾のタグ部分には船橋市の地形と裾には地名が刻まれており、「地元から世界へ」というクラブの理念がデザインにも反映されている。

ユニフォームについて説明するプーマ ジャパンの安藤氏 [写真]=プーマ ジャパン

 プーマのキャットロゴも一緒に戦いたいという意味も込めてシリコン素材で右胸に配置。生地のジャカードには“ジョーズ(牙)”をモチーフとしたバスケットボールカテゴリーの象徴的な意匠が施されており、グローバルに展開するプーマのバスケットボール強化の意思が見て取れる。

 地元・船橋出身の原は、タグに記された“FUNABASHI”という文字に強く心を動かされた様子で、「自分の地元がこうしてユニフォームに刻まれているのはうれしい。地元の名を背負ってプレーできるのは、特別な気持ちになる」と誇らしげに語った。

「気がついてなかった点も多かった」とプーマ ジャパン安藤氏の説明に原修太もにっこり [写真]=プーマ ジャパン

 このユニフォームをまとい、原は2025−26シーズンも千葉ジェッツの守備の要としてコートを駆け回る。プーマとの新たなパートナーシップとともに、クラブの次なる飛躍に注目が集まる。

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