43分前

【Bプレミアクラブ展望】秋田ノーザンハピネッツ「雪辱果たす新シーズン…堅守復活、攻撃にも厚みを」

昨季は苦しい戦いが続いた秋田[写真]=B.LEAGUE
フリーライター

 秋田ノーザンハピネッツにとっての2025-26シーズンは、非常に厳しい1年だった。

 相次ぐケガ人によりなかなかロスターがそろわず、最後は8試合勝ち星なし。10勝50敗のリーグ最下位という結果に終わった。シーズン途中には合計11シーズン在籍した前田顕蔵ヘッドコーチが退任。後任のミック・ダウナーHCは今シーズンも指揮を取り、秋田はリベンジの再スタートをきる。

 秋田をけん引するキャプテンの田口成浩は、昨年11月に右膝の大怪我を負った。シーズンの大半を棒に振り、「自分はケガで出られない、チームは勝てないで、応援してくれる皆さんにもすごく辛い思いをさせてしまった」と無念さをにじませる。

 ダウナーHCが指揮官となり、「細かい部分は変わっている」と田口は言うが、「今までのフィジカルなディフェンスから走るバスケはもちろん継承しています」とスタイルの根幹は変わらない。

 昨シーズンの数字は、平均73.3得点85.5失点と攻守両面において振るわなかった。まずは本来のディフェンス力を取り戻すことが最優先。田口とともに完全復活を目指す赤穂雷太、在籍3期目を迎えチームの中核になりつつある栗原翼に期待がかかる。

 得点力向上に関しては、ドラフトコンビの岩屋頼堀田尚秀に注目。特に司令塔の岩屋には、高確率のシュートに加え、周りを生かすゲームメイクでも多くの得点に絡みたい。

「まずは勝つ姿をたくさん見せたい。相手より強い気持ちを持って、心を込めてプレーすることが一番大事だと思うので、その部分はどんな状況になってもやり続けたいと思います」(田口)

 苦しんだシーズンを乗り越え、秋田は再びクレイジーピンクの声援に応えることができるか。

■キープレーヤー/PG #13 マーク・スミス

■キープレーヤー/PG #13 マーク・スミス

[写真]=B.LEAGUE


 頼れるスコアリングガードがBリーグに復帰した。マーク・スミスは193センチ102キロの大型ポイントガード。 2024-25シーズンに長崎ヴェルカへ加入すると、デビュー2戦目で43得点の大暴れ。シーズンをとおして平均18.6得点4.5アシストの活躍を見せた。

 得点力不足に悩む秋田にとって、スミスの得点感覚は救世主となり得る存在。1日も早くチームメートとの連携を高め、得点、アシストを量産する働きに期待だ。秋田のアイデンティティであるディフェンスでの貢献も惜しまず、長崎時代よりも強いインパクトを残したい。

文=小沼克年

この試合の他の記事

マーク・スミスの関連記事

秋田ノーザンハピネッツの関連記事

B.PREMIERの関連記事