2024.10.03
9月23日、全国で「第100回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」2次ラウンドが行われ、ありそドーム(魚津テクノスポーツドーム)ではファイティングイーグルス名古屋がシーホース三河と対戦した。
試合の序盤は三河のダバンテ・ガードナーの対応に苦しみ、追いかける展開となったFE名古屋。しかし第2クォーターに持ち直すと、42-43と1点差まで詰め寄って後半へ。
第3クォーターには佐土原遼が続け様に3ポイントを決めるなどしてFE名古屋が逆転に成功。63-59で迎えた勝負の第4クォーターでは終盤まで接戦が続くなか、試合時間残り14秒時点で83-86とFE名古屋は3点のビハインドを背負う展開に。
ここで輝きを放ったのが今シーズン新加入の並里成。残り7秒にステップでディフェンスを交わして苦しい体勢から3ポイントを捩じ込むと、フリースローで再びビハインドを背負った試合終了間際にハーフコートショットにチャレンジ。するとこのショットがバックボードに当たりながらリングに吸い込まれ、試合終了のブザーが鳴り響くなか、FE名古屋に3点が加点。最終スコア89-88で劇的な逆転勝利を収めることとなった。
大接戦の末に天皇杯3次ラウンド進出を決めたFE名古屋は、ショーン・オマラが20得点、並里が13得点8アシスト、佐土原も13得点4アシストをマークした。一方の三河はガードナーがゲームハイの21得点を挙げ、ザック・オーガストが13得点、西田優大が10得点で続くも悔しい敗戦を喫することとなった。
■試合結果
シーホース三河 88-89 ファイティングイーグルス名古屋
三 河|21|22|16|29|=88
FE名古屋|14|28|21|26|=89
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