2020.06.02
リーグ再開を待ちわびるファン・ブースターのために、B1リーグ18クラブの現状をチェックする企画がスタート! “Bリーグ・ロス”の皆さんがお気に入りのクラブの現状を把握して、今後の展望をイメージしてもらえれば幸甚だ。第15回はアルバルク東京。リーグ2連覇中の王者の現在地とは。
文=吉川哲彦
今季は馬場雄大が自身の夢を追ってアメリカに旅立ち、外国籍選手も2人入れ替えたほか、若手2人を期限付移籍で滋賀レイクスターズに送り出した。それでも、田中大貴を筆頭に中軸を成すメンバーは不動。10月と11月はいずれも2敗で終え、12月は8連勝を含む9勝1敗で、シーズン前半は例年以上に高い勝率を残し、東地区首位を走った。唯一負けが込んだのが4敗を喫した1月。2月は5戦全勝で締め、現在は宇都宮ブレックスと勝率で並び、直接対決の結果により地区2位となっている。
過去3シーズンはすべて44勝16敗の成績を残してきたが、前述の通りここまでの勝率はその3シーズンよりも高く、その数字を見る限りでは順調にきているように見受けられる。しかしながら、今季は開幕戦のベンチ登録が規定に抵触する9人だったことに端を発し、シーズン中の選手獲得の動きが例年よりも激しかった。開幕前からインジュアリーリストに入っていたジェフ・エアーズは、シーズン半ばに滋賀に期限付移籍。代わってケビン・ジョーンズを迎え入れた。小島元基の戦線離脱を受けてガードの補強も進め、海外挑戦していた津山尚大と契約。この2人がいち早くチームにフィットしたことで、崩れることなく戦うことができたというのが実状だ。その他、現役大学生を3人も獲得。大学界に現れた彗星、小酒部泰暉はまだ3年生ながらA東京での活動に専念することを決断し、そのポテンシャルの片鱗を垣間見せている。
就任3シーズン目のパヴィチェヴィッチHCの下、田中のほかにアレックス・カークや竹内譲次、安藤誓哉といった主軸も安定し、攻防両面で戦術の完成度が昨季以上のレベルになっていることは間違いない。その完成度をさらに高める作業を、残り21試合で進めていくことになる。優勝した過去2シーズンも地区制覇は果たしておらず、今季も照準はCSだ。
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