2021.04.18

川崎のビッグラインナップが立ちはだかる…今節千葉に連勝

川崎のパブロ・アギラールが24得点11リバウンドとダブルダブルの活躍 [写真提供]=川崎ブレイブサンダース
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 4月18日、各地でB1リーグ第34節が開催され、川崎ブレイブサンダース千葉ジェッツと対戦した。

 試合は千葉の原修太と川崎の藤井祐眞が3ポイントシュートを入れ合ってスタート。序盤は互いの出方を探り合う展開となり、15−14と川崎リードで第1クォーターが終了する。

 第2クォーターに入ると千葉の富樫勇樹セバスチャン・サイズのホットラインが機能を始める。サイズがこのクォーターだけで12得点を挙げる活躍を見せて逆転に成功。このクォーターを30−23とした千葉が前半を44−38で折り返した。

 後半に入り、ディフェンスのプレッシャーを上げたのは川崎だった。このクォーター、千葉の得点を11に抑えると、攻めてはジョーダン・ヒースパブロ・アギラールニック・ファジーカスのビッグラインナップがゴール下を制圧して、リードを広げた。

 しかし、諦めない千葉は最終クォーターは富樫を中心に攻勢を仕掛ける。川崎はゾーンディフェンスも織り交ぜながら防御を固めようとするが、富樫の3ポイントシュートで追いつくと、残り3分45秒にはギャビン・エドワーズのフリースローで逆転に成功した。

 この場面、ヒース、ファジーカス、アギラールがシュートを入れ返して千葉の前に立ちはだかる。千葉は残り時間が1分を切った場面で3点差まで追い詰めたが、川崎は慌てることなくゲームを進め、最終スコア80−73で勝利した。

 激戦を制した川崎はアギラールが24得点11リバウンド、ファジーカスが14得点11リバウンドと2人がダブルダブルを達成。ヒースが14得点8リバンド、藤井が11得点を記録した。対する千葉は、ダンカンが18得点、富樫が16得点、サイズが12得点、原が11得点と4名が2ケタ得点を挙げるも、川崎を捕らえることができなかった。

■試合結果
川崎ブレイブサンダース 80-73 千葉ジェッツ(@川崎市とどろきアリーナ)
川崎|15|23|20|22|=80
千葉|14|30|11|18|=73

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