2023.01.05

【滋賀vs秋田】連敗脱出を図る滋賀は柏倉哲平の奮起に期待…秋田は白星を伸ばせるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

滋賀レイクスvs秋田ノーザンハピネッツ(@滋賀ダイハツアリーナ)
GAME1:1月7日14時5分 GAME2:1月8日14時5分

 白星が遠い滋賀レイクスは、2022年の締めくくりとなった茨城ロボッツ戦も勝つことができず、連敗は「9」に伸びた。GAME1は後半に51得点を積み上げたが、第1クォーターに12-24と先行されたのが最後まで響いて7点届かず。同様に11-26と後手に回ったGAME1も、第2クォーターに挽回しながら後半は再び相手に主導権を明け渡す展開。2戦ともに日本人選手が見せ場を作れず、得点も外国籍選手に偏った。今シーズンはすでに10連敗を経験しており、今節連敗するとそれを塗り替えてしまうことになる。

 秋田ノーザンハピネッツシーホース三河に連勝を収め、連敗した宇都宮ブレックスを抜いて東地区4位に浮上した。第3クォーターまで接戦を繰り広げたGAME1は、第4クォーターに8失点とディフェンスで圧倒。大浦颯太川嶋勇人中山拓哉の3人で計9スティールをマークしているが、そのうちの5本が第4クォーターだった。第2戦は大浦と中山がオフェンスでも活躍。特に中山は18得点7リバウンド7アシスト3スティールとフル回転した。連敗を「3」で止めて2022年を締め、年明けは白星を伸ばすチャンスだ。

 滋賀はテーブス海の復帰が近づいているが、今節の出場が叶ったとしても過度の負担はかけられない。一足早く復帰したキーファー・ラベナの働きはまずまずで、このところオフェンス面でやや影の薄い柏倉哲平の奮起が求められる。また、現役高校生の特別指定選手、湧川颯斗のデビューにも期待したいところだ。

文=吉川哲彦

■ロスター
・滋賀(HC代行:保田尭之)
ケルヴィン・マーティン
ジョーダン・ハミルトン
テーブス海
杉浦佑成
デイビッド・ドブラス
柏倉哲平
キーファー・ラベナ
野本大智
星野京介
イヴァン・ブバ ※インジュアリーリスト
狩野祐介
湧川颯斗※特別指定
森山修斗
川真田紘也

・秋田(HC代行:ケビン・ブラスウェル)
スティーブ・ザック
王偉嘉
大浦颯太
田口成浩
スタントン・キッド
ケレム・カンター
川嶋勇人
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
古川孝敏

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