2023.01.20

新潟戦で自己最多36得点を挙げた河村勇輝「チームメートが自分を信じてパスをくれた」

36得点を挙げチームを勝利に導いた河村[写真]=B.LEAGUE
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 1月18日、Bリーグの第18節が各地で行われ、横浜ビー・コルセアーズ新潟アルビレックスBBとアウェーで対戦。試合後のコメントをクラブ公式ホームページが伝えている。

 40-39と接戦で後半へ突入した横浜BCだったが、第3クォーターでは河村勇輝が次々と3ポイントシュートを沈め、18得点と大爆発。ここで新潟を突き放すことに成功した横浜BCは、88-75で勝利した。29分38秒の出場で7本の3ポイントを沈めた河村は、キャリアハイとなる36得点に加え、4リバウンド5アシスト2スティール1ブロックと大車輪の活躍を見せた。

 河村は自身の活躍について「シュートタッチが良かったこともあるが、チームメートが自分を信じてパスを供給してくれたことのおかげだと思っています」と語ると、「まだまだすべてにおいて成長していかないといけないです。森川(正明)選手、大庭(岳輝)選手がケガでいない状況のなか、選手一人ひとりがステップアップしないといけない。チームがさらに成長した状態で彼らが戻ってこられるように全力で戦っていきたいです」と力を込めた。

 また、この試合で30試合を消化して前半戦を終えたが、「チャンピオンシップにいきたいです。ファン・ブースターの応援なしでは成し遂げられない大きな目標だと思うので、皆さんとともに頑張っていきます」とレギュラーシーズン後半戦へ意気込んだ。

 新潟戦で先発を務め、12得点を挙げたキング開は、「森川選手の欠場をチーム全体でカバーする必要があるなか、自分も同じポジションとしてスコアをしなきゃいけないという責任感が強くなりました。今日は2ケタ得点できましたが、それを毎試合できるように、森川選手が戻ってきても安心してもらえるような選手に成長していきたい」と力強いコメントを残した。

 さらに、11得点11リバウンドのダブルダブルをマークしたデビン・オリバーは、「河村選手の大量得点でリードを広げられたのが大きかったし、彼にとってビッグゲームになったと思う」とチームメートを称えると、「アウェーの試合を新潟まで応援しに来てくれたブースターの皆さんに感謝したい。週末はレバンガ北海道と再びアウェーでの連戦になるので、しっかりとチームとして準備して連勝し、横浜に帰りたいと思う」と敵地での戦いへ向けて気合を入れた。

 指揮を取る青木勇人ヘッドコーチは、「今日で30試合が終わりました。いろいろな戦い方を繰り返しながら、少しずつ成果がでてきているが、まだまだディフェンスで修正が必要な部分があります」と話しており、熾烈な後半戦で横浜BCが真価を発揮するには、ディフェンス面での向上が必要になりそうだ。

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