2023.05.06
4月30日に行われたB1リーグ第35節を終えて、リーグ全体22位の滋賀レイクスは富山グラウジーズ、新潟アルビレックスBBと13勝45敗で並ばれた。
キーファー・ラベナは7連敗を喫した宇都宮ブレックス戦後、クラブを通して「今日も難しい試合となってしまいました。第4クォーターのところで自分たちが大きく離されてしまい、そこまで競り合うことができていましたが、離れる場面で離されてしまったので、そこは難しかったと感じています」と試合を振り返った。
「選手にとってもコーチングスタッフにとっても、全員にとって難しくタフなシーズンでした。シーズンの全てを良かったものにするゲームがあと2試合残っており、連勝すればB1に残れる可能性がありますし、その結果を得ることができれば今シーズンが良かったものになると思っています。どんな過去があってもB1に残ることが目標なので、それをしっかり掴み取りたいです」と最終節に向けて意気込みを述べた。
司令塔としてチームを引っ張るテーブス海は、 古巣である宇都宮との対戦については「懐かしいメンバーと再開して試合もできたということで、楽しい気持ちはありました。しかし、自分たちにとっては勝たないといけない試合だったので、そういった意味では悔しさしかありません」とコメント。
「今日は最初からオフェンス面で流れを掴むことができず、時には自分たちのやらないといけないことを見失っていたところがありました。その中でもディフェンスは最後までが戦うことができたので、そこは来週の京都戦に繋げたいと思っています。その場面(終盤)でシュートが決まれば結果オーライという部分もあるので、そこは自分自身決めきらないといけませんでした。良いボール回しで常に完全なオープンシュートを作るのは難しいなか、責任感を持って自分で決めないといけないというのは選手皆が思っていたので、京都戦ではしっかりと決めきるようにしたいです」と試合を振り返り、すでに最終節に気持ちを向けている。
指揮を執るダビー・ゴメスヘッドコーチは「スタッツで相手を上回ることができなかったのが全てです。外国籍選手がほぼ一人という状況で戦っていたというのが正直な感想なので、その中で選手たちは戦う姿勢を見せてくれたことに感謝しています。そして困難な状況でも変わらない後押しをしてくれたブースターの皆さんにも感謝しています。スタッツで勝てていないと、ゲームに勝つのは難しいと感じていますが、その状況であっても30分間は競り合うことができたことは良かったです」とコメントを発表した。
最終節に向けて「京都との試合、アウェーですが我々のブースターもたくさん入ってチケットが売り切れとなるくらいの雰囲気で試合ができることを願っています。自分たちが勝つには、フィロソフィーに沿ってプレーしなければならないのは間違いないので、今日とは異なる展開になると思います。自分たちがやらないといけないプレーをして勝利したいです」とコメントした。
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