2023.10.30

茨城との第5節を連勝で終えた群馬…並里成は辻直人との連携に自信「絶対合うと思っていた」

司令塔の並里(中央)が茨城との第2戦を振り返る[写真]=B.LEAGUE
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 10月29日、各地でB1リーグ第5節が開催され、群馬クレインサンダーズはホームで茨城ロボッツとの第2戦に臨んだ。

 群馬は29-34と5点ビハインドで試合を折り返すと、第3クォーターでは八村阿蓮並里成がオフェンスをけん引して逆転に成功。第4クォーターの終盤はリードチェンジを繰り返す大激戦となったが、試合時間残り4秒でケーレブ・ターズースキーが決勝点を挙げ、最終スコア67-66で白星を手にした。

 アウェーでの3試合で連敗を喫していたなか、第5節では勢いを取り戻す連勝をつかみ取った群馬。11得点7アシストで勝利に貢献した司令塔の並里は「終盤はすごいシーソーゲームだった」と、クラブ公式サイトを通じて一戦を振り返っている。

「集中力を切らさずになんとか持ちこたえて、最後の最後まで勝ちにいったことは、昨シーズンとの違いなのかなと思っているので。選手みんなに自信を持ってもらって、ケガ人が戻ってきたときにもっともっとレベルアップできるように、今いるメンバーでしっかり勝ちにいきたいなと思っています」

 また、ともに先発でチームをけん引した新加入の辻直人には「自分と絶対合うだろうなとずっと昔から思っていた」と、以前から相性の良いプレーヤーと予測していたという。そのために、「本当に想定内でびっくりすることはないんです」とすでにコンビネーションで良い感触を持っているようだ。

要所で2本の長距離砲を炸裂した辻[写真]=B.LEAGUE

「このタイミングでパスしたほうがいいなとか、このタイミングで欲しいなとか、本来はずっと一緒にやってきた選手同士でしかないものなんですけど、すでに合っているので、彼と僕のプレースタイルが本当に合っていると思います。彼がいることで、僕が得意なペイントエリアにもっと楽に入れるので、僕のいいところが生かされますし、僕が彼を生かすこともできるので、相手チームからしたらすごい脅威になると思います」

 第5節を終えて4勝5敗を記録し、群馬は東地区の5位に位置。次節では開幕戦から7連勝を達成した名古屋ダイヤモンドドルフィンズをホームに迎えるが、再び粘り強さを披露して連勝を伸ばしてもらいたい。

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