渡辺竜之佑、新天地はB3参入の福井ブローウィンズに決定…伊佐勉HCと再タッグ

福井ブローウィンズとの契約基本合意が発表された渡辺 [写真]＝B.LEAGUE

バスケットボールキング編集部

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　B3リーグに参入する福井ブローウィンズは7月19日、渡辺竜之佑との2023－24シーズン選手契約が基本合意に至ったことを発表した。

　8月24日に29歳の誕生日を迎える渡辺は、189センチ90キロの体格を誇るポイントガード兼シューティングガード。福岡第一高校、専修大学を経て、2016年に地元の琉球ゴールデンキングスでキャリアを始めた。2018－19シーズンに新潟アルビレックスBBでプレーし、翌シーズンにサンロッカーズ渋谷へ移籍すると、2022－23シーズンは54試合の出場で1試合平均1.7得点2.3リバウンド1.4アシストを記録。シーズン終了後、契約満了に伴う退団が発表されていた。

　同選手はクラブを通じて「福井にプロチームが創設され、第一期メンバーとしてプレーできる事を大変嬉しく思っています！今シーズンはB3優勝を目指し、チームにも福井にもいい風を吹かせていけるよう全力でプレーしていきますので、応援宜しくお願いします！」と意気込みを語った。

　また、蓮井良信ゼネラルマネージャーは渡辺を次のように評した。

「日頃より福井ブローウィンズへの熱いご声援をいただきありがとうございます。本日、弊クラブ12人目となるプロ契約選手の発表をさせていただきます。渡辺竜之佑選手は189センチのサイズがありながら、PGをこなすスキルを持ち、強靭なフィジカルを活かしたディフェンスが武器の選手です。渡辺選手は伊佐HCと2チームで５年間共に過ごしており、伊佐HCのバスケットを熟知しています。渡辺選手にはHCの求めるバスケットをプレーでチームメイトに見せること、HCの意図をチームに浸透させることを期待しており、福井ブローウィンズの今シーズンの目標の一つである『チームカルチャーの構築』に欠かせない存在であると考えております。渡辺選手の気迫のこもったディフェンスをぜひ会場でご覧いただき、お声がけいただければ幸いです。引き続き福井ブローウィンズをよろしくお願いいたします」

　なお、福井は渡辺のほか、満田丈太郎や田渡修人、細谷将司などB1経験が豊富な選手を獲得。かつて琉球やSR渋谷で指揮を執った伊佐勉ヘッドコーチの下、まずは1年でのB2昇格を目指す。