2023.10.25
7月24日、日本とインドネシア、フィリピンの3カ国で共催される『FIBA バスケットボールワールドカップ2023』の開幕1カ月前イベントが渋谷で開催された。
お笑い芸人の田中直樹(ココリコ)、カジサック(キングコング=梶原雄太)や、現役Bリーガーの田中大貴、ベンドラメ礼生(ともにサンロッカーズ渋谷)、3人制バスケ・3X3『TOKYO DIME』の黒田亘、藤岡麻菜美らが登場し、沖縄開催のグループステージに出場する8カ国の関係者や、子どもたちと交流。バスケットボールに触れながら、ゲーム形式で海洋汚染問題や3R(リデュース・リユース・リサイクル)など、SDGsについて理解を深めた。
実際に子どもたちと渋谷でゴミ拾いをしたベンドラメは、「子どもたちとやることで楽しみながらできたし、環境問題について学べたということで良い時間だったと思います」と振り返ったが、田中大は「ホームタウン渋谷でちょっと離れるだけでこれだけのゴミが集まるのは心が痛い。なるべく綺麗にしていきたいし、活動を広めていくことは大事だと思います」と、複雑な思いも明かした。
8月25日に沖縄で開幕するワールドカップについて、田中大は「日本のバスケットがもっと盛り上がっていくために、なんとか日本代表の選手の皆さんには頑張ってもらって、私たち観る側も一丸となって良い大会にできればと思っています。応援しています」とエールを送りつつ、「前回大会の時は富樫(勇樹)選手が怪我で出場できなかった。その思いもあると思うので、キャプテンとして日本代表を引っ張っていってほしいと思いますし、対戦相手のオーストラリアはすごく良いチームだと思っているので、日本とオーストラリアの試合はすごく楽しみです」と注目カードについてもコメント。
ベンドラメは「東京オリンピックでは無観客でその熱を感じることができなかったので、沖縄で世界トップクラスのバスケットを見られるのは良い経験だと思う。もちろん会場に行く人もそうですし、こうしたイベントでワールドカップを感じることもできると思う。僕も楽しみにしていますし、出る選手には頑張ってほしいなと思います」と期待感を口にし、「東京オリンピックにも出た比江島(慎)選手は選ばれたらチーム最年長。あとは河村(勇輝)選手がどれだけ世界に日本のバスケットを披露してくれるか楽しみ。富樫選手も含め彼らのスピードは世界レベルだと思うので、彼らの活躍に期待したいです」と話した。
『FIBA バスケットボールワールドカップ2023』は8月25日に開幕。沖縄では1次ラウンドの2グループ12試合、2次ラウンド4試合、順位決定戦4試合の合計20試合が開催される予定。FIBAランキング36位の日本代表は、沖縄アリーナで開催される1次ラウンドで同25日にドイツ(同11位)、同27日にフィンランド(同24位)、同29日にオーストラリア(同3位)と対戦する。
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