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イゾジェは28得点12リバウンド3ブロックとインサイドで躍動した[写真提供]=日本バスケットボール協会
12月27日、「SoftBank ウインターカップ2021 令和3年度 第74回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の女子準決勝が行われ、京都精華学園高校(京都府)が大阪薫英女学院高校(大阪府)と対戦した。
ここまで3試合連続で100点ゲームと高いオフェンス力を誇る京都精華学園は、第1クォーター開始から猛攻を仕掛け、中盤までに15-2と大きくリードする。その後もイゾジェ ウチェを筆頭に得点を重ね、28-12で最初の10分間を終えた。しかし、続く第2クォーターは互いに譲らず、44-28と点差そのままに試合を折り返す。
得点の奪い合いとなった第3クォーター、京都精華学園は瀬川心暖、大阪薫英女学院は熊谷のどかがそれぞれ得点をけん引。それでも、73-55と京都精華学園がわずかにリードを広げて最終クォーターへ。
18点リードで迎えた第4クォーターだったが、都野七海を中心とした大阪薫英女学院の猛追を受けることに。6点差まで何度も詰められたが、リードを譲らなかった京都精華学園が86-80で勝利を飾った。
決勝へコマを進めた京都精華学園は、イゾジェが28得点12リバウンド3ブロック、瀬川が17得点、八木悠香が17得点11リバウンドをマークした。一方の大阪薫英女学院は、都野が30得点5リバウンド3スティール、熊谷が6本の3ポイントを含む26得点と奮闘するも、準決勝敗退となった。
■試合結果
京都精華学園高校 86-80 大阪薫英女学院高校
京都精華学園|28|16|29|13|=86
大阪薫英女学院|12|16|27|25|=80