2021.12.27

山﨑一渉が36得点を挙げた仙台大明成が金沢を撃破/ウインターカップ男子準々決勝

2試合連続となる36得点をマークし、躍動した山﨑[写真提供]=日本バスケットボール協会
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 12月27日、「SoftBank ウインターカップ2021 令和3年度 第74回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の男子準々決勝が行われ、仙台大学附属明成高校(宮城県)が金沢高校(石川県)と対戦した。

 大会連覇を狙う仙台大学附属明成は、試合開始からエンジン全開。金沢をわずか9得点に抑え込むと、山﨑一渉が13得点とチームをけん引し、27-9と大きくリードして第1クォーターを終えた。

 しかし、続く第2クォーターではその勢いが失速する。仙台大学附属明成の得点が伸び悩む中、金沢の前田大河に活躍を許し、40-25とわずかに点差を詰められて試合を折り返した。

 それでも、後半開始から仙台大学附属明成が連続10得点を奪い、相手を突き放す。その後も山﨑を軸に61-39とリードを広げ、第3クォーターを終えた。

 第4クォーターでも攻撃の手を緩めない仙台大学附属明成は、3ポイントシュートが立て続けに決まるなど、さらに得点を伸ばし、最後は88-50で勝利を飾った。

 ベスト4へとコマを進めた仙台大学附属明成は、山﨑が5本の3ポイントを含む36得点7リバウンド3ブロックと躍動。さらに菅野ブルースが21得点4リバウンド4アシスト、山崎紀人が18得点13リバウンド5アシストをマークした。一方の金沢は、前田が23得点8リバウンドと奮闘するも、前年の王者を倒すには至らなかった。

■試合結果
金沢高校 50-88 仙台大学附属明成高校
金   沢|9|16|14|11|=50
仙台大明成|27|13|21|27|=88

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