2021.12.27

2Qにギアを上げた福岡第一が福島東稜に28点差で勝利/ウインターカップ男子準々決勝

27得点11アシストと勝利に貢献した福岡第一の轟 [写真提供]=日本バスケットボール協会
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 12月27日、「SoftBank ウインターカップ2021 令和3年度 第74回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の男子準々決勝が行われ、福岡第一高校(福岡県)が福島東稜高校(福島県)と対戦した。

 第1クォーター、なかなかエンジンのかからない福岡第一は、福島東稜の吉田柊一、モーヌ チソン フランクリンに得点を許し、ビハインドを背負う展開に。最初の10分を16−22とした。

 しかし、福岡第一は第2クォーターでオフェンスのギアを上げ、次第にペースをつかんでいく。開始1分、轟琉維のシュートで逆転すると、次第にリードを広げる。しかし、終盤には福島東稜の吉田、多田優次朗のシュートで1ゴール差まで詰められる。前半は47−43と4点リードで折り返した。

 後半に入り、福岡第一がゾーンプレスで福島東稜のターンオーバーを誘発させ、たたみ掛けていく。オフェンスでは轟が18得点4アシストと躍動。このクォーターだけで34−19として、81−62と19点ものリードを奪った。

 第4クォーターになってもオールコートのディフェンスを軸に福岡第一がスキを見せない。最後はベンチメンバーも全員コートに送り出し、109−81で勝利。ベスト4進出を決めた。

 準決勝のコマを進めた福岡第一は轟が27得点11アシストのダブルダブル。佐藤が25得点と、2ガードでチーム得点のほぼ半分をゲットした。対する福島東稜はモーヌ チソン フランクリンが20得点11リバウンドを挙げるが、26本のターンオーバーもあり、福岡第一のペースを狂わすことができなかった。

■試合結果
福岡第一高校 109-81 福島東稜高校
福岡第一|16|31|34|28|=109
福島東稜|22|21|19|19|=81

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