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12月28日、東京体育館で「SoftBank ウインターカップ2021 令和3年度 第74回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の女子決勝が行われた。
同大会3連覇を目指す桜花学園(愛知県)と、初優勝を狙う京都精華学園(京都府)という顔合わせとなった決勝。第1クォーターは中盤まで一進一退の攻防が繰り広げられるが、桜花学園の平下結貴が3ポイントシュートを鎮めるなどして一時点差を9点まで広げる。だが、終盤に京都精華学園の逆襲を許し、19-17で終える。
続く第2クォーターはお互いにシュートがなかなか決まらず、我慢の展開に。桜花学園は序盤に逆転されるも、玉川なつ珠の5連続得点などで詰め寄り、30-30の同点で試合を折り返した。
点差が開くことなく迎えた後半も一進一退の様相は変わらず。どちらかが得点を決めれば決め返すという展開が続く中、桜花学園がこのクォーターでわずかに2点上回り、46-44で最後の10分間で突入する。
勝者が決まる運命の第4クォーター、残り8分35秒から桜花学園が朝比奈あずさの連続得点と伊波美空の3ポイントシュートで55-48と7点差までリードを広げることに成功する。その後相手がインサイドを強調したオフェンスを展開するも、集中力を切らさずに守り抜いた桜花学園。残り1分15秒で59-57と2点差まで詰め寄られるも、相手のターンオーバーを誘う激しいディフェンスを見せ、61-57で試合終了。桜花学園がウインターカップ3連覇を達成した。
勝利した桜花学園は、平下が16得点7リバウンド、横山智那美が15得点7スティール、朝比奈あずさが14得点5リバウンド4スティールの活躍を披露。敗れた京都精華学園は、瀬川心暖の17得点を筆頭に4選手が2ケタ得点を挙げたが、あと一歩及ばなかった。
■試合結果
桜花学園高校 61-57 京都精華学園高校
桜花学園|19|11|16|15|=61
京都精華|17|13|14|13|=57