2023.12.22

福岡大附属大濠が28年ぶりの栄冠…女子は桜花学園が3連覇達成/ウインターカッププレーバック 2021年

男子は福岡大学附属大濠、女子は桜花学園が頂点に立った [写真]=伊藤大允
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12月23日から29日にかけて東京体育館、武蔵野の森総合スポーツプラザを舞台に、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が行われる。本記事では過去大会をプレーバック。2021年大会を振り返っていく。

 男子は福岡大学附属大濠高校(福岡県)が28大会ぶり3回目の優勝を飾った。1回戦、2回戦を危なげなく突破すると、続く3回戦では中部大学第一高校(愛知県)と対戦。2点ビハインドで迎えた第4クォーターに21得点を重ね、65-57で強豪対決を制した。準々決勝では正智深谷高校(埼玉県)、準決勝では仙台大学附属明成高校(宮城県)を撃破。帝京長岡高校(新潟県)との決勝戦は一進一退の展開が続いたが、1点リードの試合終了残り11秒に湧川颯斗滋賀レイクス)がオフェンスリバウンドからシュートを決め、59-56で勝利を収めた。

28年ぶりにウインターカップ優勝を果たした福岡大附属大濠 [写真]=伊藤大允

 大会ベスト5には福岡大附属大濠から川島悠翔、岩下准平、湧川、帝京長岡から島倉欧佑、コネ ボウゴウジィ ディット ハメードが選出された。

 女子は桜花学園高校(愛知県)が3連覇を達成した。順調に勝ち進んで迎えた準々決勝では明星学園高校(東京都)と激突。最大15点のリードを詰め寄られたものの、70-68で逃げきった。その後は昭和学院高校(千葉県)との準決勝を100点ゲームで制すと、決勝で京都精華学園高校(京都府)と対戦。試合終了残り19秒に横山智那美(トヨタ自動車アンテロープス)の得点で試合を決定づけ、61-57で初優勝を目指す京都精華学園を振りきった。

 桜花学園からは朝比奈あずさが2大会連続のベスト5受賞。横山と平下結貴(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)に加え、京都精華学園の瀬川心暖とイゾジェ ウチェも名を連ねた。

2大会連続でベスト5に名を連ねた朝比奈あずさ [写真]=伊藤大允

 2021年大会の上位4校とベスト5は以下のとおり。

■男子
優勝:福岡大学附属大濠高校(福岡県)
準優勝:帝京長岡高校(新潟県)
3位:仙台大学附属明成高校(宮城県)、福岡第一高校(福岡県)

・ベスト5
川島悠翔(福岡大学附属大濠)
岩下准平(福岡大学附属大濠)
湧川颯斗(福岡大学附属大濠)
島倉欧佑(帝京長岡)
コネ ボウゴウジィ ディット ハメード(帝京長岡)

川島悠翔(左)は1年生ながら大会ベスト5に選出された [写真]=伊藤大允

■女子
優勝:桜花学園高校(愛知県)
準優勝:京都精華学園高校(京都府)
3位:昭和学院高校(千葉県)、大阪薫英女学院高校(大阪府)

・ベスト5
朝比奈あずさ(桜花学園)
平下結貴(桜花学園)
横山智那美(桜花学園)
瀬川心暖(京都精華学園)
イゾジェ ウチェ(京都精華学園)