2022.06.22
6月20日、カタールで行われていた「FIBA U16アジア選手権大会」が幕を下ろし、U16男子日本代表は史上初の準優勝で大会を終えた。
この大会では、得点源として活躍した川島悠翔(福岡大学附属大濠高校2年)がMVPと得点王、大会ベスト5を受賞。また、日本代表からは司令塔の石口直(東海大学付属諏訪高校3年)もベスト5に選出されるなど、これまでに比べ、好結果を残した。
帰国後、取材に応じた川島は、「自分がMVPという賞をもらって、アグレッシブでいいパフォーマンスができたかなと思います」と大会を総括。「この賞をもらったからには、ワールドカップではもっと活躍できるよう頑張りたいと思っています」と、現状に満足せず、これからを見据えたコメントも残した。
エースとしてチームをけん引した川島だが、この大会で心がけていたプレーを聞かれると、「相手の高さを意識してフローターを練習していた」と回答。恵まれた体格と力強いダンクを武器に、国内の同世代の中では圧倒的な存在であるが、世界レベルのサイズを目の前に戦い方を変える柔軟さも持ち合わせているようだ。
そうしたプレーの引き出しは、2021年に行われたU19ワールドカップに、当時高校1年生ながら参加した経験が生きているのかもしれない。「以前、U19でやった時よりは、自分は結構成長できたのかなっていう実感はできました」と話していた川島だが、結果としてアジアの得点王になったことが何よりの証拠だろう。
U17ワールドカップでの目標を聞かれると、「自分のプレーをしっかり出しつつ、チームとしてもベスト4ぐらいに入れるようになりたいです」と自信を持ってコメント。強豪国との対戦に目前に控え、さらに成長した姿を見せてくれそうだ。
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