2023.08.30

テーブス海がW杯日本代表にエール…次戦のキーマンには“強心臓”富永を挙げる

W杯日本代表候補だったテーブス海[写真]=伊藤大允
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 8月30日放送の日本テレビ「news every.」にバスケットボール男子日本代表でプレーした経験を持つテーブス海アルバルク東京)が生出演し、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」に出場している日本代表(FIBAランキング36位)にエールを送った。

 日本代表は29日の1次ラウンド最終戦でオーストラリア代表(同3位)に89-109で敗れたが、20点差での敗戦について、テーブスは「前半は相手に流れを持っていかれて良い展開ではなかったですけど、後半の第3Qから、2試合連続の大逆転あるかもしれない、と思わせるくらい良い試合だった。反省するところは反省して、良いところは次の試合でも継続してほしい」と、前向きに振り返った。

 また、日本代表がテーマに掲げる「3ポイント」、「スピーディーな展開」、「アグレッシブなディフェンス」の3本柱を紹介し、順位決定ラウンド初戦の31日は「3ポイントを決めきれるかどうかが鍵になる」と展望。

 キーマンにはオーストラリア戦で3ポイントが不発だった富永啓生を挙げ、「彼の3ポイントシュートは“生まれ持った才能”と言っても過言ではないんですけど、それ以上にメンタルの強さが凄い。普通の人なら大きなステージで不調だとちょっと落ち込むじゃないですか。彼はそういうのまったく無いんです。たぶん昨日のことはもう忘れていると思います(笑)。次の試合に期待したいと思います」と、強心臓を持つ若きシューターの躍動を願った。

 今大会のアジア最上位に与えられるパリオリンピック出場権獲得を目指す日本は、31日にグループFの4位、2日にグループFの3位チームと対戦。5戦合計の成績で五輪行きを目指す。

 大会前の代表強化合宿にも参加していたテーブスは「絶対に行けます。自分たちのやらなきゃいけないことを遂行して、もちろん一番良い形は次の2試合を勝つこと。得失点差も大事なので、最悪負けるとしても最後の最後まで戦わないといけない。頑張ってもらいたいです」とエールを送った。

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