2025.11.07
11月5日(現地時間4日、日付は以下同)。シカゴ・ブルズは、ホームのユナイテッド・センターでフィラデルフィア・セブンティシクサーズを迎えた。
試合はアウェーのシクサーズがジョエル・エンビードのフリースロー2本、ケリー・ウーブレイJr.のダンクで先制すると、第1クォーターだけで45得点の猛攻。第2クォーター残り4分50秒には、エンビードのショットで65-41となり、この試合最大の24点差をつけた。
ところが、19点(56-75)を追う展開で迎えた第3クォーターからブルズが逆襲。後半でシクサーズのフィールドゴール成功率を28.9パーセント(13/45)、3ポイントシュート成功率を15.4パーセント(2/13)で計36得点に抑える好守。
シクサーズは試合序盤からずっとリードしていたが、第4クォーター残り4分26秒にタイリース・マクシーのフリースロー2本が決まってからは1点も奪えず。対するブルズはニコラ・ブーチェビッチとジョシュ・ギディーが加点し、ギディーの鋭いパスから残り3.2秒にブーチェビッチのコーナースリーが決まり、これが決勝弾となって113-111でブルズが劇的勝利を飾った。
4日終了時点で、イースタン・カンファレンストップタイの5勝1敗を残していた両チームによる一戦は、ホームのブルズが見事な挽回を見せて会心の勝利とし、イースト単独トップの6勝1敗とした。
この試合ではギディーが29得点15リバウンド12アシスト、ブーチェビッチが19得点10リバウンド、アイザック・オコロが16得点5アシスト2スティール、ジェイレン・スミスが14得点4リバウンド、ケビン・ハーターが12得点5リバウンド2アシスト2ブロック、マタス・ブゼリスが10得点5リバウンド2ブロックと、6選手が2ケタ得点をマーク。
今シーズンのブルズは、開幕から7試合連続で6選手以上が2ケタ得点を記録中。7試合連続はフランチャイズ史上最長となっている。
そのチームをけん引するギディーは、3日のニューヨーク・ニックス戦(23得点11リバウンド12アシスト)に続いて2試合連続のトリプルダブル。ブルズの選手が2試合連続でトリプルダブルをマークしたのは、1988-89シーズンのマイケル・ジョーダンに次いで球団史上2人目の快挙。
23歳のポイントガードは、ブルズ在籍2年目の今シーズンに平均23.1得点10.0リバウンド9.1アシストをマーク。フィールドゴール成功率49.6パーセント、3ポイント成功率41.9パーセント(平均1.9本成功)でいずれも自己最高ペースとなっている。
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