2025.11.07
11月6日(現地時間5日)にホームのゴールデン1・センターで臨んだゴールデンステイト・ウォリアーズ戦。サクラメント・キングスは、同点5度、リードチェンジ11度を数えたゲームを121-116で制し、ここ3戦を2勝1敗とした。
この試合、ウォリアーズではステフィン・カリー(体調不良)、ジミー・バトラー3世(背中)、ドレイモンド・グリーン(肋骨)が欠場。キングスもザック・ラビーン(背中)、ドマンタス・サボニス(肋骨)と、両チームとも複数の主力が欠場。
ウォリアーズは新人ウィル・リチャードが30得点7リバウンド3アシスト、モーゼス・ムーディーが28得点3アシスト2スティール4ブロック、ジョナサン・クミンガが24得点9リバウンド3アシストと若手が奮闘し、7点ビハインドで迎えた最終クォーター中盤に逆転し、逆転された後も食らいついていった。
だが、キングスのベテランガードたちがウォリアーズの追い上げを断ち切った。逆転された直後のポゼッションでラッセル・ウェストブルックがレイアップ、残り約6分で同点に追いつかれた場面ではデニス・シュルーダーが3ポイントシュート、ウェストブルックのレイアップ、さらにシュルーダーが2本続けて長距離砲をヒット。3点差に縮められると、残り14.0秒にシュルーダーが2本のフリースローを決めてキングスを勝利へ導いた。
キングスではデマー・デローザンが25得点、ウェストブルックがレギュラーシーズン通算204回目のトリプルダブル(23得点16リバウンド10アシスト)、マリーク・モンクが21得点、シュルーダーが18得点7リバウンド7アシスト、ドリュー・ユーバンクスとニーク・クリフォードがそれぞれ12得点を記録。
試合後、ゲームハイの16リバウンドを奪ったウェストブルックは「控えめに言っても、俺はガードで歴代最高のリバウンダーだ。だから、ボールがリングからこぼれ落ちたら、俺が必ずつかみ取ってみせる」と口にしていた。
キャリア18年目のベテランは、この試合を終えてレギュラーシーズン通算8734リバウンドに到達。ジェイソン・キッド(元ダラス・マーベリックスほか/8725本)を抜き、ガードではNBA史上最多本数記録を樹立。もっとも、キッド超えについては「えっ、それは知らなかった。試合のボールをもらわないとね」と反応していた。
なお、ウェストブルックはレギュラーシーズン通算2万6325得点を残しており、あと386得点でオスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか/2万6710得点)を抜き、ポイントガードの選手としてNBA歴代最多得点に達するだけに、今後の活躍にも注目していきたい。
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