1時間前

“選ばれし者の息子”から“自ら選んだ者”へ…ブロニーが自身のNBAキャリアを語る

ブロニーが、父親と別の道を歩む新シーズンについて語った [写真] = Getty Images
バスケ情報専門サイト

 9月29日(現地時間28日)、ロサンゼルス・レイカーズがメディアデーを実施。ブロニー・ジェームズが、父レブロン・ジェームズ(現フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)がチームを去ったことや、自身のNBAキャリアに対する思いを明かした。

 メディアデーで父の移籍について問われたブロニーは、「彼には彼自身の道があり、僕には僕自身の道がある」とコメント。レブロンの決断を尊重しながら、自身はレイカーズでキャリアを積み上げていく考えを示した。さらに、自分自身のキャリアについて語るなかで、印象的な言葉を口にした。

「みんなは僕のことを“ブロニー”として知っている。でも、僕の本名は“レブロン”なんだ。これまで長い間、レブロンという名前とともに歩んできた。だからこそ、毎朝起きて、レブロン・ジェームズの息子としてではなく、ブロニー・ジェームズという一人の選手として自分自身を証明しようと思えることが、僕にとってのモチベーションになっている」

 父と同じ「レブロン」という名前を持ちながら、NBAでは「ブロニー」の愛称で知られる自身の立場に触れ、父と同じ名前を持つことをモチベーションに変えながら、自分自身の選手としての価値を証明することを目指していると明かした。

 そんなブロニーを語るうえで、父レブロンとの対比を象徴する言葉がある。2002年、当時17歳だったレブロンは『Sports Illustrated』の表紙を飾り、「The Chosen One(選ばれし者)」という言葉とともに紹介された。その呼び名は後にレブロンを象徴するニックネームとして定着した。

 一方、ブロニーが父とともにNBAの舞台に立った2024年、ナイキは2人を「The Chosen One and The One Who Chose」と表現。「選ばれし者」であるレブロンに対し、ブロニーを「自ら選んだ者」と位置づけた。

 その言葉は、現在のブロニーの姿勢とも重なる。経済的に何不自由のない環境で、どのような道を選ぶこともできたなか、あえて父親と同じNBAという世界に飛び込む決断をしたブロニー。その結果、これまでのキャリアでは常に「レブロン・ジェームズの息子」という存在そのものが大きな注目を集めてきた。それでもブロニーにとって、父と同じ名前を持つことはプレッシャーであると同時に、自分自身を奮い立たせるものでもあるようだ。

「自分自身の道と、自分自身のキャリアを築くということが、毎日起きて一生懸命取り組もうと思わせてくれる原動力なんだ。これまで自分より長くプレーしている選手たちから学びながら、体育館に来て努力する。それは僕がずっと続けてきたことなんだ」

 「レブロンの息子」ではなく、“ブロニー・ジェームズ”として自分自身を証明することができるか。父とは別の道を歩み始めたブロニーが、これからどのようなキャリアを築いていくのか注目される。

ブロニー・ジェームズの関連記事

NBAの関連記事