2026.09.17
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのレブロン・ジェームズが、自身のポッドキャスト『Mind the Game』で、シクサーズへの移籍を決断した理由について語った。
今夏、レブロンはロサンゼルス・レイカーズを離れ、2年総額800万ドル(1ドル=約158円換算で約12億6000万円)の契約でシクサーズに加入。番組の中で、この決断に至った背景をより具体的に明かした。
レブロンが移籍を決めた大きな理由として挙げたのが、タイリース・マクシーとの関係であった。レブロンとマクシーは以前から親交が深く、オフシーズンにはともにワークアウトを行ってきた。そして今夏、レブロンがレイカーズに退団の意向を伝えた際には、マクシーがいち早く連絡を寄こしたという。
「まず、タイリース・マクシーとの関係はコート上だけのものではない。僕はタイリースのすべてが大好きなんだ。彼は表裏がなく、毎日同じ人間でいるんだ。それはスポーツにおいても、人生においても、本当に珍しいことだと思う。僕がフリーエージェントになって、レイカーズに戻らないと伝えたとき、彼は最初に電話をかけてきた一人だった。『どうするんだ?先輩、どうしたい?こっちに来てくれよ。ここには君が必要なんだ』ってね」
そんなマクシーとの関係に加え、予期せぬ形でレブロンの決断を後押ししたのが、シクサーズによるジェイレン・ブラウンの獲得だったという。シクサーズは7月、ポール・ジョージと複数のドラフト指名権をボストン・セルティックスへ送り、ブラウンを獲得。2025-26シーズンにキャリアベスト級のシーズンを送ったブラウンが、エンビードやマクシーと共闘することになった。レブロンは、このトレードが自身の決断において大きな意味を持ったと説明している。
「ブラウンのトレードは、僕が予想していなかったもう一つの要素だった。何かが起こるとはみんな思っていたと思う。でも、フィラデルフィアがそのトレードの一部になるとは誰も思っていなかったんじゃないかな」
さらにレブロンは、「ゲームに向き合う姿勢が大好きだ」とブラウンのプレースタイルを評価し、「コートの両サイドでプレーするし、ゲームについての洞察もある」と賛辞を送った。
レブロンはさらに、シクサーズを選んだ理由として最も重要なものとして、ジョエル・エンビードに対する思いを語った。
「正直に言えば、最も重要な理由の一つはビッグフェラ(エンビードの愛称)だ。彼は、このリーグであらゆることを成し遂げてきた。唯一成し遂げていないのは、チャンピオンシップを勝ち取ることだ。僕は、彼が初めて優勝するのを手助けしたい」
レブロンは、エンビードを「フィラデルフィアという都市を背負っている」と表現し、「彼が壁を乗り越えるための、最後の小さなピースになれたらいい」という思いを明かした。
2025-26シーズン終了後、自身が「最後の試合を終えた」と感じていたことも明かしていたレブロン。最終的には現役を続け、マクシーやブラウン、エンビードとともにシクサーズで優勝を目指すことを決めた。そんなレブロンとシクサーズの新たな挑戦から、今シーズンは目が離せそうにない。
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