2022.06.13
5月18日(現地時間17日、日付は以下同)。ボストン・セルティックスはマイアミ・ヒートとのカンファレンス・ファイナル初戦に臨み、第1、2、4クォーターでは得点で相手を上回ったものの、第3クォーターに14-39と大差をつけられてしまい、最終スコア107-118で敗戦。
セルティックスではジェイソン・テイタムが29得点8リバウンド6アシスト4スティール、ジェイレン・ブラウンが24得点10リバウンド、ロバート・ウィリアムズ三世が18得点9リバウンド2ブロック、ペイトン・プリチャードが18得点5リバウンド4アシストを記録。だがこの試合で、セルティックスは先発ポイントガードのマーカス・スマートがかかととつま先の間の捻挫、先発パワーフォワードのアル・ホーフォードが新型コロナウイルスの安全衛生プロトコル入りのため欠場と、先発2人を欠くこととなった。
「僕らはもっと鍛錬していかないといけない。確かに、僕らはアル不在で臨むことを想定していなかった。僕らは間違いなくアルとスマートがいない中でプレーするとは見ていなかったんだ。でもそれは言い訳にはならない。もっといいプレーをしなきゃいけない」。
試合後にブラウンがそう明かしたように、スマートの欠場はある程度予想されていたのだが、ホーフォードの欠場は試合の数時間前に発覚しただけに、急遽グラント・ウィリアムズを先発起用することとなった。
キャリア15シーズン目のホーフォードは、攻防両面で貴重な仕事を遂行するベテランビッグマン。今プレーオフの欠場はもちろん初で、レギュラーシーズンで欠場した13試合でチームは5勝8敗と負け越していることからも、セルティックスにとって重要な選手なのは間違いない。
20日のシリーズ第2戦に向けた両選手のステータスは、スマートがprobable(出場見込み)ながら、ホーフォードはdoubtful(疑わしい)。新型コロナの検査結果で陽性反応が出た場合、24時間以内にPCR検査で2度の陰性反応にならなければチームへ合流できないため、ホーフォードは2戦続けて欠場する可能性が十分ある。
ヒートではカイル・ラウリーがハムストリングを痛めて4試合連続の欠場と発表されており、両チームとも決してベストメンバーという布陣ではないものの、彼らが復帰できるまで時間が止まってくれることはない。
中1日という限られた時間のなか、セルティックスはホーフォード不在の布陣でどこまでヒートへアジャストできるのか。イメ・ユドーカHC(ヘッドコーチ)の手腕にも注目したい。
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