2023.02.20

キャブズを退団したベテランフォワードのケビン・ラブがイースト7位のヒートと契約へ

優勝経験もあるベテランがヒートへ[写真]=Getty Images
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 2月20日(現地時間19日、日付は以下同)。トリスタン・トンプソン(現無所属)が、自身のツイッターで「俺の兄弟ケビン・ラブと話したら、彼は自らの才能をサウスビーチ、マイアミ・ヒートへ持ち込むことを承認してくれた。これはヒートにとって大きいぞ」と投稿。

 するとラブもツイッターでリアクションし、次の所属先としてヒートを選んだことを認めた。トンプソンはクリーブランド・キャバリアーズ時代のチームメートで、ラブは19日にキャブズと正式にバイアウトが合意に達していた。

 また、ラブの代理人を務めるジェフ・シュワルツも、20日に『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者へ、ラブがヒートと契約するつもりだと話していたことから、新天地がヒートへ決まったと言っていいだろう。

 先日の報道どおり、ラブはフィラデルフィア・セブンティシクサーズとも話したものの、ヒートではフロントコートで非常に大きな役割をこなすことが期待されていることから、ヒートとの契約を選択したということなのだろう。現時点でイースタン・カンファレンス7位(32勝27敗)を残すチームで、ラブはバム・アデバヨジミー・バトラー、ケイレブ・マーティンといった選手たちとローテーションを形成していくことになりそうだ。

 なお、ヒートはラブに加え、キャリア9年を誇る211センチ108キロのビッグマン、コディ・ゼラーとも契約する見込みだと同メディアが報じている。

 バトラー、アデバヨに加え、カイル・ラウリータイラー・ヒーロー、マーティンにマックス・ストゥルースといった選手たちが在籍するヒートは、昨シーズンのプレーオフでカンファレンス・ファイナルまで勝ち上がり、ボストン・セルティックス相手に3勝4敗で惜しくもNBAファイナル進出を逃していた。

 ラブというベテランフォワードを加えることで、ヒートはオフェンス力と経験値が厚みを増すことになるはずだ。

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