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レナード不在もウェスト上位に立つクリッパーズ…ハーデンは「このチームを誇りに思う」

クリッパーズを引っ張るハーデン[写真]=Getty Images
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 今シーズンのロサンゼルス・クリッパーズは、開幕から大黒柱カワイ・レナードを右ヒザ炎症のリハビリのため欠いている。それでも、20試合を終えてウェスタン・カンファレンス6位の12勝8敗と勝ち越しに成功している。

 このチームを引っ張るのは先発ポイントガードを務めるジェームズ・ハーデン。キャリア16年目のベテランは、ここまで平均21.6得点7.2リバウンド8.7アシスト1.6スティールを残し、11月28日(現地時間27日)のワシントン・ウィザーズ戦では102度目の40得点超えとなる43得点に4リバウンド7アシスト3スティールの大爆発を見せた。

 現在、クリッパーズはチームトップの平均23.3得点に3.1リバウンド2.3アシスト1.1スティールを記録するノーマン・パウエルがハムストリング負傷のため5試合連続で欠場中。

 チームはその期間にハーデン、クリス・ダン、アミア・コフィー、デリック・ジョーンズJr.イビツァ・ズバッツをスターターに固定。ディフェンシブ・レーティングがシーズン全体の107.6(リーグ5位)から101.2(同2位)まで強化され、4勝1敗の好成績を残している。

 ウィザーズ戦を終えたハーデン(35歳)は、クリッパーズの若手たちを称賛していた。

「俺は年寄りではないけど、彼らのお陰で自分は若いんだと思わせてくれる。彼らが俺のことをプッシュし、一丸になってプレーできている。これこそ本物のチームってやつさ。彼らのことが誇らしいね。多くの試合でいろんなことが起こるだろうけど、俺たちが持っているマインドセットとメンタリティはユニットとしてすごく特別なんだ。このチームを誇りに思う」

 レナードはシューティングの許可が下りた段階のため、復帰時期はまだ分からないものの、クリッパーズはウェスト首位のオクラホマシティ・サンダー(14勝4敗)と3.0ゲーム差の好位置にいる。

 ハーデンを中心とした布陣で、クリッパーズがここからさらに白星を積み重ねていくことができるか、注目していきたい。

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