2025.04.08

ホークスのトレイ・ヤングが1シーズンのアシスト数でフランチャイズ新記録を樹立

今季のヤングは自己最多のアシスト数を残している[写真]=Getty Images
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 アトランタ・ホークスは、4月7日(現地時間6日、日付は以下同)に行われたユタ・ジャズ戦を147-134で制し、イースタン・カンファレンス8位の37勝41敗とし、プレーイン・トーナメント参戦を決めている。

 7位のオーランド・マジック(38勝40敗)、9位のシカゴ・ブルズ(36勝42敗)とそれぞれ1.0ゲーム差、10位にいるマイアミ・ヒート(36勝43敗)とは1.5ゲーム差のため、レギュラーシーズン最終日まで順位が変動する可能性がある。

 ホークスは9日にマジックと直接対決するほか、11日にブルックリン・ネッツ、12日にフィラデルフィア・セブンティシクサーズ、14日にもマジック戦が組まれており、16日から19日にかけて開催されるプレーインで2シーズンぶりのプレーオフ進出を目指す。

 そのホークスを引っ張るトレイ・ヤングは、キャリア7年目の今シーズンに73試合へ出場して平均36.1分24.0得点3.2リバウンド11.6アシスト1.2スティールを記録するポイントガード。

 平均アシストで2位のニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ/10.2本)に約1.4本差をつけてリーグトップを走っていて、合計アシスト数847本でも2位のヨキッチ(685本)を突き放し、自身初のアシスト王に輝くことが確実視されている。

 キャリア平均9.82本で現役最多、NBA歴代でも3位に入るヤングはリーグ有数のプレーメーカー。今シーズンの平均アシスト数は2020-21シーズンにワシントン・ウィザーズのラッセル・ウェストブルック(現ナゲッツ)が残した11.74本以来のハイアベレージ。

 すでにレギュラーシーズン通算4715アシストでフランチャイズ史上1位に立つヤングは、今シーズンの合計アシスト847本でも1986-87シーズンにドック・リバース(現ミルウォーキー・バックス指揮官)が残した823本を抜き、1シーズンにおける球団最多記録を塗り替えている。

 ヤングに加えてダイソン・ダニエルズオニエカ・オコングキャリス・ルバートザカリー・リザシェイジョージ・ニアンテレンス・マンらを擁するホークスが、レギュラーシーズン残り4戦でどれだけ白星を手にすることができるのか。司令塔のプレーメーキングがカギを握ることは言うまでもない。

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