2022.10.31
■茨城ロボッツ vs レバンガ北海道(@アダストリアみとアリーナ)
10月26日19時5分
茨城ロボッツは前節、横浜ビー・コルセアーズに対して2戦とも84-77というスコアで貴重な連勝を収めた。
GAME1はトーマス・ケネディと平尾充庸が17得点、福澤晃平と中村功平が15得点とバランスが良く、8得点止まりだったエースのチェハーレス・タプスコットもGAME2では32得点8リバウンド8アシストと爆発。LJ・ピークの良さは未だ生かされていないが、徐々に選手個々が持ち味を発揮し始めている印象だ。その中でも、第2戦でも17得点をマークした平尾と成長著しい中村の存在感は特に大きい。
対するレバンガ北海道は、名古屋ダイヤモンドドルフィンズに地力の差を見せつけられた。いずれも100点ゲームを許し、GAME1は第4クォーターに37失点で一気に突き放され、GAME2も第2クォーターと第3クォーターが30失点を超えるなど、終始名古屋Dの破壊力を正面から受けてしまった。第1戦は83得点、第2戦も77得点とオフェンスは必ずしも悪くなく、課題はやはりディフェンスということになるだろう。
北海道はアウェーで4戦全敗。今節の後はリーグ戦がバイウィークに入るため、その前にアウェーで1つ勝っておきたいところだろう。ディフェンス面で前節のように内外ともに攻略されるのは避ける必要があるが、その意味では茨城が敗れた試合の3ポイントシュート成功率の低さがヒントになりそうだ。メンバー構成を外角寄りにシフトした茨城をどう抑えるかが重要なポイントだ。
文=吉川哲彦
■ロスター
・茨城(HC:リチャード・グレスマン)
トーマス・ケネディ
福澤晃平
LJ・ピーク
多嶋朝飛
荻沼隼佑 ※ユース育成特別枠
チェハーレス・タプスコット
中村功平
山口颯斗
エリック・ジェイコブセン
山口哲平 ※ユース育成特別枠
鍵冨太雅
平尾充庸
鶴巻啓太
林翔太郎
ジャワラジョゼフ
・北海道(HC:佐古賢一)
橋本竜馬
ナナーダニエル弾
ドワイト・ラモス
寺園脩斗
アレックス・マーフィー
中野司
高橋耕陽
荒川颯
桜井良太
ブロック・モータム
ショーン・ロング
デモン・ブルックス ※インジュアリーリスト
内藤耀悠 ※ユース育成特別枠
松下裕汰
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