2022.10.31
「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window5に向けた日本代表活動が行われるため、B1は10月26日に開催された第5節をもって一時中断した。日本代表直前合宿に招集された13名は、各チームが9試合を消化したB1でどのような成績を残したのか。今回は選手たちの第5節終了時点におけるスタッツを紹介する。1試合平均得点を見ていこう。
今シーズンは開幕から先発を任され、1試合平均28分28秒のプレータイムで1試合平均15.6得点を挙げる河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)が1位。すでに得点とアシストで3試合連続“ダブルダブル”を二度達成しており、プレータイム増加に伴いスタッツを伸ばしている。
2位は同じく出場時間を伸ばすテーブス海(滋賀レイクス)で同13.7得点。新天地でエース級の活躍を見せ、第2節の新潟アルビレックスBB戦では2試合で計48得点をたたき出した。特筆すべきは3ポイントシュート成功率。昨シーズンは1試合平均32パーセントだったが、今シーズンは13名のなかで最も高い1試合平均40.7パーセントを記録しており、“ホーバスジャパン”での活躍も期待される。
3位は富樫勇樹(千葉ジェッツ)で同12.8得点、4位はエヴァンスルーク(ファイティングイーグルス名古屋)で同11.8得点、5位は比江島慎(宇都宮ブレックス)で同10.4得点と、上位5名が2ケタ得点を記録。西田優大(シーホース三河)が同8.9得点、須田侑太郎(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)が同8.8得点で続いた。
同1.9得点の吉井裕鷹(アルバルク東京)は16分27秒のプレータイムを獲得した第5節の仙台89ERSで8得点を記録。井上宗一郎(サンロッカーズ渋谷)も同1.6得点と少ないものの、第3節の千葉戦では限られた出場時間で要所の3ポイントシュートを沈めた。
Window5に向けて招集された日本代表選手のB1第5節終了時点における1試合平均得点は以下のとおり。
■1試合平均得点(B1第5節終了時点)
1位:河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)15.6得点
2位:テーブス海(滋賀レイクス)13.7得点
3位:富樫勇樹(千葉ジェッツ)12.8得点
4位:エヴァンスルーク(ファイティングイーグルス名古屋)11.8得点
5位:比江島慎(宇都宮ブレックス)10.4得点
6位:西田優大(シーホース三河)8.9得点
7位:須田侑太郎(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)8.8得点
8位:シェーファーアヴィ幸樹(シーホース三河)6.9得点
9位:コー・フリッピン(琉球ゴールデンキングス)6.6得点
10位:アキ・チェンバース(群馬クレインサンダーズ)6.4得点
11位:張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)5.7得点
12位:吉井裕鷹(アルバルク東京)1.9得点
13位:井上宗一郎(サンロッカーズ渋谷)1.6得点
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