2019.03.30

連敗脱出を目指すライジングゼファー福岡、ロースコアゲームに持ちこんで接戦をものにしたい

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ライジングゼファー福岡vs琉球ゴールデンキングス(@照葉積水ハウスアリーナ)
第1戦:3月30日18時5分、第2戦:3月31日14時5分

 西地区6位のライジングゼファー福岡は、現在5連敗中と苦境が続く。今節戦うのは同地区首位の琉球ゴールデンキングスだが、第8節の対戦時は接戦の末に撃破した相手。第28節の2戦目では敗れはしたものの、2点差と惜敗だった。決して苦手意識はない強豪に勝利し、残留プレーオフ回避へ勢いをつけたい。

 前節の滋賀レイクスターズ戦は、試合終了残り8秒で痛恨の逆転3ポイントを浴び敗北。ディフェンスでは相手の外国人選手を抑えきれず、ヘンリー・ウォーカーアレン・ダーラムに計40得点を献上した。また、オフェンスでは終盤で著しくシュート確率が落ち、第4クォーターのフィールドゴール成功率は17.6パーセントとなった。それでも、城宝匡史はここ2戦で18得点、17得点と調子を上げている。

 対する琉球は前節、京都ハンナリーズとの首位攻防戦を残り1秒の逆転弾で制した。3ポイントは計21本中4本と当たらなかったが、オフェンスリバウンドが京都の2本に対し18本と、攻撃回数を増やしたことが勝利につながったと言える。

 直近5試合で4勝を挙げ、同地区の優勝マジック「6」が灯った琉球だが、そのうち4戦は5点差以内の接戦。前節はジェフ・エアーズ須田侑太郎が欠場し、なかなかベストメンバーが組めていない。今節もエアーズが欠場となった場合、キーマンとなるのはスコット・モリソン。前節ホームデビューを果たし、試合を決めるブザービーターを決めたモリソンが、再びチームに勝利を導く活躍を見せれるかに注目したい。連敗脱出を目指す福岡は、ロースコアゲームに持ちこむことが必須。オフェンスではB1残留のカギを握るマーカス・ブレイクリーの奮起に期待だ。

■ロースター
・福岡(ヘッドコーチ:ボブ・ナッシュ)
遥天翼
山下泰弘
小林大祐
薦田拓也
波多野和也
エリック・ジェイコブセン
津山尚大
青木ブレイク
石谷聡
城宝匡史
加納誠也
ベンジャミン・ローソン
マーカス・ブレイクリー
鈴木龍雄

・琉球(ヘッドコーチ:佐々宜央)
石崎巧
橋本竜馬
並里成
金城茂之
ナナーダニエル弾
須田侑太郎
ジェフ・エアーズ
岸本隆一
寒竹隼人
田代直希
アイラ・ブラウン
ジョシュ・スコット(インジュアリーリスト)
古川孝敏
ケビン・ジョーンズ
スコット・モリソン

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