2025.07.31

鳥取城北が冬夏連続で決勝進出…仙台大明成の粘り振り切り悲願の日本一へ

昨年のウインターカップに続き、鳥取城北が決勝進出 [写真]=バスケットボールキング
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 7月31日、高校バスケ夏の日本一を決める「令和7年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(インターハイ)」男子準決勝がジップアリーナ岡山で行われ、鳥取城北高校(鳥取県)が仙台大学附属明成高校(宮城県)に勝利。同校史上初めてインターハイの決勝へ進んだ。

 鳥取城北は福元源士のジャンプシュートで先制すると、この福元が前半だけで4本の3ポイントシュートを沈め、第2クォーターには最大13点のリードを奪った。しかし、中盤から仙台大明成が反撃。三浦悠太郎のジャンプシュート、新井慶太の連続3ポイントで点差を詰め、最後は今野瑛心がオフェンスリバウンドを押し込んで31−29と2点差に迫り、前半を折り返した。

 第3クォーター序盤、互いにディフェンスの強度を高める中で、鳥取城北が7−2のランを決めるなどして再びリードを2ケタ差に。仙台大明成はチェンジングディフェンスで流れを変えようと試みたが、新美鯉星を中心とした鳥取城北のボール運びを崩すことはできなかった。諦めない仙台大明成は小田嶌秋斗がタフな3ポイントを決めるなど食い下がるが、最終スコア71−68で鳥取城北が勝利し、明日全国制覇を懸けた大一番に臨む。

 昨年のインターハイではベスト8、ウインターカップでは初の全国決勝進出を果たした鳥取城北。今大会では羽黒高校(山形県)、柳ヶ浦高校(大分県)、帝京長岡高校(新潟県)を下し、準決勝で仙台大明成を撃破。悲願のインターハイ決勝の切符をつかんだ。

■試合結果
鳥取城北 71-68 仙台大明成
鳥取城北|21|10|22|18|=71
仙台大明成|13|16|14|25|=68

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