2025.09.19
B1東地区所属のアルバルク東京は10月24日、スティーブ・ザックとの選手契約を双方合意の上で解除することを発表し、あわせて同選手の移籍先が三遠ネオフェニックスに決定したことも公表。また、同日付でブランドン・デイヴィスがインジュアリーリスト(IL)から抹消された。
ザックは211センチ111キロの体格を誇る32歳。主にヨーロッパのチームでプレーし、2022-23シーズンに秋田ノーザンハピネッツでBリーグのキャリアを始めた。長崎ヴェルカで開幕を迎えた昨シーズンは、2月からA東京に所属。シーズン終了後に一度契約満了に伴う退団が発表されたが、9月に新規契約が締結されていた。
今シーズンここまで7試合全てに出場し、2.4得点2.0リバウンドをマーク。9月8日付けで左腓腹筋損傷によりILに登録されたデイヴィスの復帰が決まったことで役目を全うしたザックは、ダリアス・デイズが新たにILに追加された三遠と短期契約を結んだ。なお、ザック、デイヴィスの両選手は25日の試合から出場可能となる。
ザックを迎え入れる三遠の北郷謙二郎ゼネラルマネージャーは、以下のようにコメントをしている。
「彼のような経験豊富な選手を迎え入れることができ、大変心強く感じております。ザック選手はBリーグをはじめ、海外の複数リーグで活躍してきた実績を持つセンターであり、リバウンド力、ディフェンス力、そしてチームプレーへの理解において非常に優れた選手です。今回の短期契約は、現在のチーム状況に柔軟に対応するための重要な戦略的判断であり、彼の即戦力としての貢献に大いに期待しています。限られた期間ではありますが、ザック選手とともにチーム一丸となって戦い抜き、ブースターの皆さまに熱い試合をお届けできるよう努めてまいります」
また、再びA東京都を去るザックは、以下のように感謝の言葉を送った。
「昨シーズンの最後にチームを去る時、多分これが最後の別れになると思っていました。でも残念ながら、ブランドンが怪我をしてしまって、もう一度私に声が掛かりました。ブランドンが回復するまでの間、少しでもチームの手助けができればとの思いでチームに戻りましたが、懐かしい顔ぶれに会えて嬉しかったです。ここで過ごした時間は素晴らしいものでした。でもブランドンが戻ってきた今、ここからチームはどんどん良くなっていくと信じていますし、これからもアルバルクのさらなる素晴らしいシーズンを楽しみにしています。ファンの皆さん、サポートしてくださった皆さんに感謝しています」
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