2025.06.06
11月5日、『りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON』第8節でアルバルク東京が仙台89ERSと対戦。相手エースのジャレット・カルバーに38得点を許すものの、チームでバランスよく得点を重ね、ホームの声援を受けながら最終的に14点差で勝利を収めた。
中でも活躍が光ったのは、ベンチから登場した福澤晃平。16分34秒のプレータイムながら5本中4本の3ポイントを沈め、15得点を挙げた。チームを支えるシックスマンは「向こうのディフェンスに対して、しっかり味方がスクリーンをかけてくれて、あとは相手のビッグのディフェンスを見ながら判断しました。そこで良い判断ができて、決め切れたかなと思います」と振り返っている。
前節の千葉ジェッツ戦でも放った2本の3ポイントをどちらも沈め切るなど好調を見せ、今シーズンここまで3ポイント成功率57.1パーセントをマーク。さらには10月に2試合が行われた『東アジアスーパーリーグ(EASL)2025−26シーズン』では71.4パーセントを叩き出している名シューターは「スポットアップなら開いたら思い切り打つ、打ち切るのが自分の仕事」と話す。「外れたら、入らなかった後に考えればいいと思っているので、まずは1本目をしっかり狙い続けられたら」という思い切りの良さが今シーズンの好調に繋がっているのかもしれない。
怪我人が続出し、安定しないチーム事情の中で縁の下の力持ちとして存在感を示し、「今出られる選手がしっかり勝つのが仕事。そこは逆にチャンスだと捉えて、相手を倒せば自分の評価も上がると思うので、高いモチベーションでやっていけたらと思います」と、この逆境も前向きに捉えている様子。
次戦に待ち受けるは昨シーズン福澤がガードを担った試合で2連敗を喫したサンロッカーズ渋谷。印象深い相手を前に「誰か出られない選手がいても、それを言い訳にして負けたら意味がないと思うので、しっかり今日やったみたいに強度高く戦って、しっかり連勝して、バイウィークまでにいい形を作れたらと思います」と意気込みを新たにしている。
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