2026.04.03
4月12日、京王アリーナTOKYOで「京王電鉄 Presents Wリーグプレーオフ 2025-2026」ファイナルGAME4が行われ、トヨタ自動車アンテロープス(プレミア1位)はデンソーアイリス(プレミア2位)に51-70で敗戦。今シリーズの対戦成績を1勝3敗とし、準優勝でシーズンを終えることとなった。
試合後の会見に登壇した大神雄子ヘッドコーチは「13人全員で戦い抜いたこのシーズン、みんなの頑張りに本当に感謝しています」と選手たちをねぎらいつつ、悲願の初優勝を果たしたデンソーに対して「優勝おめでとうございますと伝えたいです」と賛辞を贈った。キャプテンの山本麻衣も「今自分たちが持っている悔しい気持ちを、何年もかけて今日優勝できたと思っているので、リスペクトしたい」と勝者を称えた。
GAME4は第3クォーターを終えて49-50と、1点を争う大接戦だった。しかし、勝負の第4クォーターでデンソーに畳み掛けられ、一気に突き放される展開となった。
山本はこの勝負どころについて「デンソーさんがどうきても、自分たちのアグレッシブなバスケットをやることにフォーカスしていました。でもやっぱり、勝負どころのシュートだったり、第4クォーターの畳み掛けてくるところだったり、デンソーさんの気迫を本当に感じました」と率直に振り返る。
一方の大神HCも、デンソーのオフェンスに対するディフェンスの修正がしきれなかった点を反省として挙げた。「高田(真希)選手やソハナ(シラソハナファトージャ)選手のミッドジャンパーが確率良く入っていたので、そこに対してウィークサイドのディフェンスがどう予測するのか。一試合通して修正しきれなかったところで、最後、薮(未奈海)選手がオープンになってしまった。そこはデンソーさんの上手さでした」と振り返り、「プレッシャーがある中でも、全員で戻れる場所を見つけていかなければいけない。それがファイナルの難しさ」と大舞台の重圧を口にした。
大神HCが就任した2022-23シーズンからキャプテンを務めてきた山本。指揮官は山本への深い信頼と感謝の思いを口にする。「私が現役最後の年にアーリーエントリーで入ってきて一緒にプレーし、トヨタ自動車でヘッドコーチになってからは彼女をずっとキャプテンとして、一度ファイナルに立たせてもらった時にも『山本と心中する』と貫いてきました。プレーだけでなく、普段の姿勢や選手を鼓舞するリーダーシップはトヨタ自動車の誇りですし、日本代表にも必要な存在です」

山本への信頼を語った大神HC [写真]=W LEAGUE
教え子へというより、かわいい後輩、そして元チームメートに向けられる愛情とも言えるだろう。「彼女を目的地に導くというところで、しっかり歩んできたこの4年間。同じチームにいて良かったと思っています」と語りつつ、「本当は優勝して、思い切って次の世界挑戦へ送り出したかったというのが一つの悔いです。でも彼女はそれを糧に変えて、世界挑戦や日本代表としてもしっかり引っ張っていってくれる存在だと思っています」と、さらなる飛躍へエールを送った。
その言葉を受けた山本も、指揮官への思いをあふれさせる。「シンさん(大神HC)がプレーヤーの時からのお付き合いで、自分が試合に出られない時もアシスタントコーチとしてずっと見てくれました。ヘッドコーチになられてキャプテンを任せてもらい、本当にシンさんを信じていました」。
だからこそ、最高の結果で恩返しできなかった悔しさは計り知れない。「信じていたからこそ、本当に自分が最後情けなくて、チームを勝たせられなくて申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも、シンさんにポイントガードとしても一人の選手としても教わったことはたくさんあるので、それをしっかり、この悔しさを次に繋げていけたらと思っています」と前を向いた。
そして「1年やってきて苦しい試合もありましたが、最後しっかり13人で戦えたことは間違いではなかったと思います。今までやってきたことと、この悔しい気持ちを忘れずに、みんな前を向いて次に向かっていけたら」と、敗戦のショックを受け止めながらも、チームとしての確かな歩みに胸を張った。
文=入江美紀雄
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