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NBAがレビュー判定に対して将来的なAI導入を検討…アダム・シルバーがメディアで明言

将来的なAIシステムの導入案を明かしたアダム・シルバー[写真]=Getty Images
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 5月28日(現地時間27日)、NBAコミッショナーのアダム・シルバーは、ESPNの「The Pat McAfee Show」に出演し、将来的に審判団のオフィシャルレビューにAIシステムの導入を検討していることを明かした。

 ことの発端は5月27日(現地時間26日)、ウェスタン・カンファレンス決勝第5戦の第3クォーター終盤での出来事にさかのぼる。サンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマはゴールへのドライブ中に、オクラホマシティ・サンダー(以下OKC)のチェット・ホルムグレンと接触し、判定はウェンバンヤマのアウトオブバウンズとなった。しかしリプレイ映像を確認すると、最後にホルムグレンの足がボールに触れていることは明らかであった。ただ審判たちが集まって協議した後も判定は覆らず、スパーズのミッチ・ジョンソンヘッドコーチはチャレンジを要求したものの認められず、怒りをぶつけ続けたことで代わりにテクニカルファウルを科されてしまった。
 
 その後試合はOKCが勝利を収め、シリーズを3勝2敗とした。当コールが直接勝敗に影響はしなかったものの、スパーズにとっては後味の悪い結果となり、審判の判定に対する疑問の声も上がった。

 この事案を受けシルバーは、NBAがアウトオブバウンズなどの判定にAIシステムを導入することを検討していることを明かした。シルバーは、テニスの自動ラインコールシステムやメジャーリーグの自動ボール・ストライク判定(ABS)に使用されているホークアイテクノロジーを例に挙げ「私たちはそのようなシステムへと移行する予定であり、その結果、ほとんどのカテゴリーの判定はすべて自動化されることになるだろう」とコメントした。

 加えてシルバーは、リーグの審判のレベルについて「素晴らしい」と評する一方で、常に向上する余地はあるとし、アウトオブバウンズの判定などをAIに任せることで、接触プレーやファウルが絡むより裁量が求められる判定に審判が集中できるとも主張した。

 スポーツ界全体がAIシステムの導入への道を進むなか、NBAも決断のときが迫っている。NBAのジャッジがAIによって下されるようになる日は近いかもしれない。

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