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ギャリー・トレントJr.がバックスと4年の大型再契約…一部では「不可解」との声も

バックスとの大型契約が報じられたギャリー・トレントJr. [写真] = Getty Images
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 ミルウォーキー・バックスは、ギャリー・トレントJr.と4年総額6400万ドル(1ドル=161円換算で約103億円、為替換算は以下同)の再契約に合意した。7月12日(現地時間11日)、現地メディア『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。

 トレントJr.は過去2シーズンをバックスで過ごし、その間は平均9.7得点、フィールドゴール成功率41.0パーセント、3ポイント成功率39.0パーセントを記録。昨シーズン開幕前には2年750万ドル(約12億円)の契約を結び、今夏は390万ドル(約6億3000万円)のプレーヤーオプションを破棄してFA(フリーエージェント)となっていた。2024年夏に最低保証契約で加入したトレントJr.が、今回4年契約で大型昇給を勝ち取る形となった。

 バックスは今オフにタイラー・ヒーローキャリス・ルバートを獲得したほか、ライアン・ロリンズ、ケビン・ポーターJr.らも引き続きロスターに在籍。さらに、今年のNBAドラフトでは全体10位でブレイデン・バリーズを指名している。

 報道によると、トレントJr.には複数球団が関心を示しており、ここ数日はサイン・アンド・トレードによる移籍の可能性も探っていたという。しかし、最終的にはバックス残留を決断。交渉は6月中旬のNBAファイナル終了後から続けられていたと報じられている。

 2018年のNBAドラフト2巡目でサクラメント・キングスから指名されたトレントJr.は、直後のトレードでポートランド・トレイルブレイザーズへ移籍。その後はトロント・ラプターズを経て、2024年にバックスへ加入した。今シーズンはレギュラーシーズン65試合に出場し、平均8.1得点1.0リバウンド1.2アシスト、フィールドゴール成功率38.7パーセントを記録。ルーキーシーズンを除けばキャリア最低の成績に終わったものの、その直後に4年総額6400万ドルの大型契約を手にしたことは大きな話題となっている。

 『The Athletic』は、今回の契約を受けて複数の記者の見解を紹介。その多くが「なぜこの契約になったのか」と疑問を呈し、契約の妥当性について議論を展開している。

 ジョン・ホリンジャー記者は、昨シーズンのトレントJr.について、32勝に終わったチームでローテーションから外れるほど苦戦していたことを挙げ、「リーグ屈指の費用対効果が悪い契約」と厳しく評価。さらにサム・ベセニー記者は、「リーグはサラリーキャップ回避の観点から調査すべきではないか」との見解まで示している。

 大型契約を手にした一方で、その契約内容には現地メディアから厳しい視線も向けられている。今オフ屈指の”不可解な契約”として、トレントJr.の新契約は今後も議論の的となりそうだ。

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