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【Bプレミアクラブ展望】琉球ゴールデンキングス「大改革で生まれ変わる常勝軍団…“超高速バスケ”で新時代へ」

5季連続ファイナル進出の琉球は新たなスタイルに[写真]=B.LEAGUE
沖縄バスケットボール情報誌『アウトナンバー』

 琉球ゴールデンキングスは今オフ、Bリーグ全体を揺るがす大改革を断行。チーム生え抜きの岸本隆一京都ハンナリーズへ移籍し、さらに5年連続ファイナルに導いた桶谷大ヘッドコーチが川崎ブレイブサンダースへ、ヴィック・ロー茨城ロボッツへ移籍するなど、チームは大きく変化した。

 しかし琉球は強豪の看板を下ろすつもりはない。三遠ネオフェニックスからデイビッド・ヌワバ大浦颯太宇都宮ブレックスからグラント・ジェレット横浜ビー・コルセアーズからキーファー・ラベナ長崎ヴェルカから川真田紘也と、実力者を次々と獲得。「現状維持は衰退」という琉球のDNAを感じさせる積極補強に動いた。

 彼らを率いるのは、現役時代の背番号5が琉球の永久欠番となっているアンソニー・マクヘンリーアソシエイトヘッドコーチだ。コーチ・マックが目指すスタイルは、3ポイントシュートやダンクでアリーナを魅了し、絶え間なくボールを動かす“超高速バスケットボール”。

 沖縄サントリーアリーナでのプレシーズンゲーム「ISLAND GAMES」では、早くも“超高速バスケットボール”の片鱗を見せた。ディフェンスではフロントコートから厳しいプレッシャーをかけて相手のターンオーバーを誘発し、オフェンスでは素早いパス回しから全員が積極的にシュートを放つ。9月7日の千葉ジェッツ戦では、チーム全体の3ポイントシュート成功率56.0パーセント(14/25本)を記録し、ロスター11人中10人が得点を挙げた。

 プレシーズンゲームが配信されなかったため、多くのBリーグファンにとってBプレミア開幕戦が新生キングスの本格的なお披露目となる。日本中の視線が集まる大舞台で、かつての「雑草軍団」が鮮烈な衝撃を巻き起こすはずだ。

■キープレーヤー/SG・SF #17 デイビッド・ヌワバ

■キープレーヤー/SG・SF #17 デイビッド・ヌワバ

[写真]=B.LEAGUE


 9月7日の千葉ジェッツ戦で26得点、8リバウンド、5アシスト、2スティール、3ブロックと、多くの項目でチームハイを記録。ホームアリーナで琉球ファンに大きなインパクトを残した。

 ヌワバは「コート上で常にアグレッシブに動き続け、ドライブ、アシスト、ディフェンスと全ての分野でチームに貢献したい」と語る。

 特にディフェンス面での貢献は大きく、前線からボールを奪って豪快なダンクを叩き込んだかと思えば、豊富な運動量を生かしたヘルプディフェンスからのブロックショットでゴールを死守。すでにチームへ完全にフィットしたヌワバが、“超高速バスケットボール”を体現する。

文=アウトナンバー編集部

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