2021.06.28
4月24・25日、滋賀レイクスターズは敵地で広島ドラゴンフライズと対戦し、接戦の末2連勝を果たした。
滋賀は両日とも第2クォーターで大きなリードを奪い、最終クォーターで相手の猛チャージを受けながらも守り切って白星をつかんだが、勝利の立役者となったのがジョーダン・ハミルトンだ。第1戦で31得点12リバウンド8アシストとトリプルダブル級のスタッツを記録すると、翌日も20得点6リバウンド10アシストと同様の成績をマーク。自らが攻めるだけでなく、視野の広さを生かして味方をお膳立てしてアシストを量産し、オフェンスをけん引した。
今シーズンから滋賀でプレーする同選手は、ここまで51試合の出場で1056得点(平均20.7得点)415リバウンド(同8.1リバウンド)306アシスト(同6.0アシスト)を記録。平均得点でリーグ2位、平均アシストで3位と2部門で上位にランクインしている。NBAで通算151試合出場した経歴にたがわぬ実力を発揮しているが、そのハミルトンが25日の試合後のインタビューで日本の子どもたちにアドバイスを求められ、以下の言葉を送った。
「日本のバスケットボールは本当に進化していると思います。私の兄が日本で長くプレーしているので、ここに来る前から日本のバスケットを見ていました。なので、そういった部分で本当に成長を感じていますし、本当に大きなレベルのリーグだと感じています。
プロになるためには自分のコーチが言っていることをしっかり聞きながら、練習だけではなくていろいろな人の映像を見ながら学ぶという強い意識を持って成長してもらえたらと思います。このチームでこのメンバーで、ショーン・デニスヘッドコーチはすごいコーチングをしてくれて自分たちを引っ張ってくれています。そういった部分でも、自分のプレーしているチームのコーチを信じながら話を聞いて、正直にプレーしてもらえたらなと思います」
自身も子どものころから自宅の裏庭で練習を続け、世界最高峰のリーグであるNBAまで上り詰めたハミルトンが送る言葉は、その経験に裏付けられた“金言”と言っていいだろう。昨シーズンの主力が退団し、再建を余儀なくされた滋賀において獅子奮迅の活躍を披露する姿は、子どもたちへ夢や希望を与えているはず。今シーズンは残りわずかだが、背番号5のさらなる活躍に期待したい。
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