2021.08.11

広島や富山などで活躍した山田大治が現役引退を表明「本当に最高なバスケット人生でした」

山田大治が現役引退を表明[写真]=B.LEAGUE
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 広島ドラゴンフライズ富山グラウジーズなどで活躍した山田大治が、自身のSNSで現役引退を表明した。

 現在40歳の同選手は、202センチ105キロのパワーフォワード。2004年に日本大学からトヨタ自動車(現アルバルク東京)へ入団し、その後レラカムイ北海道(現レバンガ北海道)やリンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)などでプレーした。Bリーグが開幕した2016年から広島へ籍を移し、2018年に富山へ移籍。富山では2019−20シーズンまでプレーしたものの、その後は無所属の状態が続いていた。

 山田は今月8日に自身のSNSを更新し、「本日をもって、山田大治、現役生活16年、引退することに決めました」と発表。今年7月までにオファーがなければ引退しようと考えていたといい、「2シーズン前にコロナでシーズンが途中で終了し、何かやり切れない終わり方だったので、もう一年やり切って引退したいと思っていましたが、やはり難しかったです」と内情を明かした。

 そして、「アルバルク、トライアンズ、レラカムイ、BREX、ドラゴンフライズ、グラウジーズ、大変迷惑をおかけしましたが、プレーさせていただきありがとうございました。そしていつも声援してくれていた全国のファン、ブースターの皆さま、スポンサーさま、チーム関係者の皆さま、今までバスケットを通じで知り合えた皆さま、本当にありがとうございました」と感謝の意を表した。

 現在は富山県内のバスケットボールクラブで男子U15、女子U15のヘッドコーチを務めているといい、「選手としてはもう終わりましたが、これからは指導者として頑張っていきたいと思います」と後進育成に励むつもりだ。

 貴重な日本人ビッグマンとして長らく活躍した山田。最後に「本当にバスケットをやっていて良かった」と振り返り、「辛い時のほうが多かったですが、最高な仲間たちに出会えて、良きライバルに出会えて、仲間、ライバルが頑張ってるから僕もここまで頑張れた。感謝しています。選手として本当に最高なバスケット人生でした」と締めくくった。

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