2023.10.20
Bリーグは開幕から終了までコロナ禍にあった2020-21シーズンをやり遂げ、節目となる5年目のシーズンを終えた。この5シーズンの間にB1でプレーした選手は実に500人以上、彼らの成績は細かいところまで数字としてリーグに記録されている。そこでバスケットボールキングでは過去5シーズンのレギュラーシーズンにおける各選手の成績を集計し、累計の出場試合数や得点数、リバウンド数などで上位の成績を残した選手を項目ごとにランキング化して紹介する。
今回はスティール数のランキングトップ10をピックアップ。鋭い読みで相手のボールを奪取し、ディフェンスで存在感を発揮する選手たちを紹介する。
1位に輝いたのは群馬クレインサンダーズのパーカー。Bリーグ初年度から4シーズンは千葉ジェッツでプレーし、B1で通算398本のスティールを奪った。2017-18シーズンのスティール王は、昨シーズンはB2の群馬でプレーしたにも関わらず、4シーズン分の記録で1位の座にランクイン。今シーズンはB1に昇格した群馬でさらに記録を伸ばしていく。
惜しくも2位となったのが、サンロッカーズ渋谷のベンドラメ。2019-20シーズンのスティール王は、通算371本のスティールを奪った。その積極的なディフェンスが評価され、東京オリンピックの日本代表メンバーにも選出。世界の舞台を経験し、今シーズンはSR渋谷でより一層の輝きを放つだろう。
僅差で3位に輝いたのは、今シーズンからアルバルク東京でプレーするロシター。宇都宮ブレックスでプレーした過去5シーズンでは、ビックマンながら通算369本のスティールを奪った。今シーズンは新天地で、攻守に渡って頼れる存在となる。
4位には、今シーズンから秋田ノーザンハピネッツに移籍した川嶋がランクイン。京都ハンナリーズと三遠ネオフェニックスでプレーした過去5シーズンでは、通算366本を奪った。昨シーズンは126本を記録し、自身初のスティール王に輝いた。今シーズンからは秋田で2018-19シーズンのスティール王の中山拓哉とガードコンビを結成する。
5位にランクインしたのは、今シーズンから長崎ヴェルカでプレーするギブス。過去5シーズンは宇都宮でプレーし、通算346本のスティールを記録した。188センチと小柄なインサイドプレーヤーだが、ウィングスパンの長さを活かして、スティールを量産。現在41歳で経験豊富な大ベテランは、Bリーグ参加初年度となる長崎で欠かせない存在となるだろう。
8位にランクインした川崎ブレイブサンダースの藤井は、通算303本を記録。スティール王こそ獲得していないが、昨シーズンは2年連続となるベストディフェンダー賞を受賞した。そのディフェンス力を武器に、ベスト5にも2年連続で選出と、勢いに乗る藤井はトップ5入りを目指す。しかし、6位から9位は非常に僅差で並んでおり、この先もデッドヒートが続きそうだ。
■B1リーグ 通算スティール数 トップ10
1位:マイケル・パーカー(群馬クレインサンダーズ) 398本
2位:ベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷) 371本
3位:ライアン・ロシター(アルバルク東京) 369本
4位:川嶋勇人(秋田ノーザンハピネッツ) 366本
5位:ジェフ・ギブス(長崎ヴェルカ) 346本
6位:アイラ・ブラウン(大阪エヴェッサ) 307本
7位:田中大貴(アルバルク東京) 306本
8位:藤井祐眞(川崎ブレイブサンダース) 303本
9位:中山拓哉(秋田ノーザンハピネッツ) 300本
10位:広瀬健太(サンロッカーズ渋谷) 289本
■通算スティール数 外国籍選手トップ10
※()内は日本国籍選手を含めた場合の順位
1位(5位):ジェフ・ギブス(長崎ヴェルカ) 346本
2位(16位):ジョシュ・ハレルソン(サンロッカーズ渋谷) 260本
3位(25位):ジュリアン・マブンガ(富山グラウジーズ) 224本
4位(33位):ダバンテ・ガードナー(シーホース三河) 206本
5位(40位):レオ・ライオンズ(アルティーリ千葉) 192本
6位(41位):マーク・トラソリーニ(茨城ロボッツ) 183本
7位(44位):デイヴィッド・サイモン(京都ハンナリーズ) 178本
7位(44位):ヒルトン・アームストロング(元名古屋ダイヤモンドドルフィンズほか) 178本
9位(51位):マーカス・ダブ(元京都ハンナリーズほか) 161本
10位(53位):ライアン・ケリー(サンロッカーズ渋谷) 157本
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